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(2) バードウォッチング 国境の空を舞う野鳥たち

 

コース概略

 九州最北端、韓国まで49.5キロに位置する対馬は、渡り鳥の飛来・通過の十字路。日本で知られている鳥類の半数を超える300種以上の野鳥が記録されている。ミサゴなどの留鳥の他、春・夏・秋・冬の渡り鳥、稀な旅鳥や迷鳥など、1年を通して野鳥観察を楽しむことができる。

春の渡りについて
 春の渡りの最盛期は、数時間単位でめまぐるしく鳥の種類が変化していく。朝に観察された野鳥の群れが、夕方には一羽も見られなくなることもある。普通種の中に、他の地域ではめったに見られない珍鳥がまぎれていることがあり、気の抜けない鳥見となる。また、春は全島が野鳥観察のポイントとなり、島内外のバードウォッチャーで賑わう。

秋の渡りについて
 9月、厳原町の内山峠では小型の猛禽類・アカハラダカの渡りが観察される。1ヶ月で10万羽を超える年もあり、条件がよければ1日で数千数万の渡りを観察できる。
 10月から11月にかけては、タヒバリ類を追ってハイタカやチョウゲンボウなどの猛禽類が姿を現す。冬になると、対馬北部の上空にオオワシ・オジロワシなどの大型猛禽類がやってくる。

野鳥専門旅行会社「ワイバード」のフィールド日誌

春の渡り
>>2009年5月「渡り鳥のメッカ・対馬~春鳥巡礼~」
>>2008年5月「渡り鳥のメッカ対馬~春鳥巡礼~」
>>2007年5月「ヤマショウビンに会いたい!春の対馬」
>>2006年5月「対馬 春の渡りウォッチング」
>>2005年5月「対馬・春の渡りウォッチング」
>>2004年5月「対馬・春の渡りウォッチング」

秋の渡り
>>2009年9月「アカハラダカが渡る!秋の対馬」
>>2007年9月「アカハラダカが渡る!秋の対馬」

コース図

 >>モデルコース・自然観光 - (2) バードウォッチング 国境の空を舞う野鳥たち (グーグルマップ)

動画 内山峠バードウォッチング

※画像をクリックすると、内山峠バードウォッチングの映像(12:10~)が流れます。 

 >>対馬観光映像集~自然編~ (MOTTO! TSUSHIMA NATURE)(YouTube)

対馬南部ポイント(厳原港から車で南下40分)

(1)豆酘(つつ)
 尾崎山公園の芝生がヤツガシラの観察ポイント。
※豆酘の豆酘崎(尾崎山公園)と美女塚公園にトイレがある。

写真:ヤツガシラ

 

(2)内院(ないいん)~(3)浅藻(あざも)~(4)久和(くわ)
 春、水田の周辺がホオジロ類・ツメナガセキレイ等の観察ポイントとなる。ヤマショウビンは毎年観察されている。
※久和集落内にトイレ・商店があり、山道を越えた海水浴場にトイレがある。

写真:ヤマショウビン

 

(5)瀬(せ)
 瀬川の河口周辺でカモメ類・シギ類・チドリ類が観察される。

写真:オオルリ

 

対馬南部ポイント(厳原港から車で南下20分)

(6)内山峠(うちやまとうげ)
毎年9月には、アカハラダカの雄大な渡りが観察される。数千数万の大群の渡りは圧巻。峠には観察所が整備され、内山盆地を一望できる。アカハラダカ以外の猛禽類も魅力。
※簡易トイレがある。

写真:アカハラダカ

 

対馬中部ポイント(厳原港から車で北へ20分、対馬空港周辺)

(7)湯多里ランド(ゆったりらんど)
 雨後の水たまりで珍しいシギ類・チドリ類が散見される。周囲の荒地にびっくりするような珍鳥が出現することがある不思議な場所。対馬空港の近くなので、待ち時間を利用して鳥見ができる。
※湯多里ランドには温泉施設・飲食店・トイレがある。

写真:コウライキジ

 

対馬中部ポイント(厳原港から車で北西40分)

(8)加志浜(かしはま)
 河口・湿地・水田周辺でヤマショウビン・コシャクシギが観察されたことがある。渡りの時期のホオジロ類が面白い。
※加志浜に商店・トイレがある。

写真:カワセミ

 

対馬中部ポイント(厳原港から車で北西30分)

(9)洲藻(すも)
洲藻川周辺・畑まわりのブッシュが観察ポイント。春、水田に水が入るとシギ・チドリ類が観察されるようになる。

写真:キビタキ

 

対馬中部ポイント(厳原港から車で北西40分)

(10)あそうベイパーク
 園内の池でカモ類が観察できる他、ミサゴのダイビングが見られることもある。グラウンドはツグミ類・タヒバリ類の絶好の観察地。
※あそうベイパークは整備されたキャンプ場で、対州馬が飼育されており、トイレ・自動販売機などがある。

写真:ミサゴ

 

対馬中部ポイント(厳原港から車で北西60分)

(11)三根(みね)
 三根川中・下流域の川岸が観察ポイント。ホオジロ類のほかヤマショウビンやオウチュウなどが観察されたことがある。また春先には北帰行のマナヅルが立ち寄ることも。

写真:ヤイロチョウ

 

対馬北部ポイント(厳原港から車で北西90分)

(12)佐護(さご)
 対馬一の探鳥ポイント。2~3月にはツルが羽根を休め、数百の群れが見られることがある。猛禽類や珍鳥の出現も多い。佐護川沿いと水田周辺のブッシュが観察ポイント。佐護・棹公園の対馬野生生物保護センターでツシマヤマネコが公開されており、野鳥情報も入手できる。

写真:ナベヅル

 

(13)田ノ浜(たのはま)
 水田周辺のブッシュが観察ポイントで、バンケン等の珍鳥が出現したことがある。

写真:オオコノハズク

 

対馬北部ポイント(厳原港から車で北西120分、比田勝港から車で15分)

(14)舟志(しゅうし)
 舟志川周辺が観察ポイント。

写真:ツシマコゲラ

 

(15)鰐浦(わにうら)~(16)泉(いずみ)
 オジロワシ・オオワシが毎年確認されている。
※鰐浦の韓国展望所にトイレがある。

写真:オオワシ

 

野鳥観察時の注意点

  • 対馬は南北82キロの大きな島なので、効率的に移動するのがポイント。まず、北部か南部にターゲットを定めて野鳥観察を行い、夕方に移動し、翌日朝から観察を再開し、最終日は飛行機や船の時間にあわせて中部で観察を続けるのがもっとも効率的です。
  • 商店などがない観察地もあるため、飲食物は早めの購入がおすすめ。
  • 現地でのウォッチャーとの情報交換や、携帯電話で野鳥ホームページの情報をチェックするのも忘れずに。
  • 他の自動車の運転を妨げない、農作業・漁業の邪魔をしないなどのマナーの遵守をお願いします。
  • 対馬の固有の生態系へ悪影響を及ぼすおそれがあるため、野鳥観察のための給餌などは控えてください。

島内移動について

  • 公共交通機関は便が少ないためレンタカーが便利。
  • 島を縦断すると片道100キロを超えることもあるので、余裕をみてガソリンの補給をしましょう。
  • ツシマヤマネコなど野生生物の交通事故が多発しているため夜間の移動には注意をお願いします。

対馬のバードウォッチング・パンフレット

 平成21年3月に作成した野鳥観察パンフレットです。
 表面は、留鳥・春の渡り鳥・秋の渡り鳥、対馬で見られる野鳥の写真と撮影場所の一覧が記載されています。

 

 裏面は、対馬の野鳥観察マップになっています。
 印刷物のパンフレットを郵送ご希望の方は、対馬観光物産協会までご請求ください。

 >>ダウンロード(PDF形式1.24MB)

 

対馬の野鳥関連サイト

 シベリア・中国大陸と日本本土・東南アジアの間に位置し、ダイナミックな野鳥の渡りや珍鳥を観察できるのが対馬の特徴。ただ、対馬は南北82キロの大きな島なので、神出鬼没の野鳥たちに遭遇するためにはリアルタイムの情報収集が不可欠です。携帯電話でもホームページを見ることができるので、以下のHPをチェック!

野鳥通信~対馬から~
http://www5b.biglobe.ne.jp/~nojiko/
 対馬で鳥見三昧の日々を送っている通信使さんの野鳥サイト。珍鳥が出現すると東奔西走、情熱とバイタリティに脱帽です(^^)
 通信使さんは野鳥愛好グループ「対馬野鳥の会」の会長でもあります。

 

対馬野鳥図鑑
http://kacchell-tsushima.net/bird/
 こちらも対馬野鳥の会の会員が集うサイトです。こちらの掲示板もチェック!

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