6月下旬、対馬の生き物歳時記

対馬の自然

 こんにちは、奇妙な生き物との遭遇に備え、ヘッドライトとスマホを持ち歩いているエヌです。
 ゲンジボタルの季節が終わると、光るキノコがピークを迎え、オウゴンオニユリが咲き始め、ツシマヒラタクワガタが姿を現します。
 最近撮影した(できた)生き物を紹介します。

ツシマテン(動画)

 木に登ってビワの実を食べていましたが撮影できず。数日後、職場の駐車場でも遭遇しました。
 国指定天然記念物ですが、比較的よく見られます。

ヘビトンボ

 光るキノコ観察会の際、参加者のお子さんが発見しました。
 「風の谷のナウシカ」の腐海の生物のようでかっこいいです。

ムクゲコノハ/アケビコノハ

 木の葉に擬態する大型の蛾(ガ)で、ビワの実に集まります。
 夏になれば、さらに美しいキマエコノハ(南方系、対馬はほぼ北限)が飛来することもあります。

コハンミョウ(?)・ムスジイトトンボ(?)

 平坂寛さんの生き物観察会(7/25)の会場・あそうベイパークは54ha。いろんな生き物がいそうです。
(種の同定は自信がないです・・・)

ウナギ(動画)

 ゲンジボタルも終盤だなー、と思いながら川面を眺めていると、ウナギがいました。(びっくり)
 こんな上流から海まで行って産卵し、(大雨に乗じて)また遡上してくるんでしょうか。

オウゴンオニユリ

 夏山フェスタからの帰り、対馬空港に着くと、鮮やかな黄色のオウゴンオニユリ(対馬特産種)が咲いていました。
 野生状態では絶滅したとされますが、突然変異なので、いまも島のどこかで人知れず発生しているかも。

ネムノキ

 対馬に夏の訪れを告げる花です。花の色は、樹によって濃いピンクから白に近いものまで様々。

ハクウンキスゲ

 日本では対馬のみ、国外では朝鮮半島・済州島に自生する大陸系植物です。
 かつては道路沿いや岩場・崖などあちこちで(オニユリと一緒に)見かけましたが、シカの食害なのか、数を減らしています。

ツシマヒラタクワガタ

 6月29日(月)、夏休みのカブトムシ・クワガタ(カブクワ)問い合わせ対応や平坂さんのイベント準備のためにコナラ林に行くと、天然の樹液酒場にツシマヒラタクワガタが集まっていました。

 対馬にはカブクワを呼び寄せるクヌギが自生せず(シイタケ原木として植樹されていますが)、コナラやアカメガシワなどを好むようです。

 これからしばらく、カブクワの季節が続きます。