対馬楽講座「対馬の魅力の伝え方」について
こんにちは、最近、島内・島外で講座・講話の依頼を受けることが増えたエヌです。
実は、何回経験しても、うまくいく場合とイマイチな場合があります。失敗するケースで起こるのは、時間切れ(と、それによる受講者とのコミュニケーション不足)。
もともと緊張するタイプなのと、時間が余る心配から、プレゼン資料をしっかり作ってしまうのですが(150ページとか)、それが原因で後半に時間と余裕がなくなり、駆け足の展開になりがちです。
内容を増やす、詰めこむよりも、何を削り、どうすっきりさせるのか、が課題だなあ、と感じる日々です。
以下の講座では、第2回で時間切れが起きました。さすがに対馬の自然と歴史を90分に詰めこむのは無理がありました(白目)。
3回目に回せたから良かったようなものの冷や汗でした・・・。
対馬の魅力の伝え方講座
対馬市民、観光事業者向けに「対馬の魅力の伝え方」講座を開催しました!
今回のテーマは、「伝え方」「対馬の自然/歴史」「聖地巡礼」です。
10月 3日(火) 第1回 対馬はこんなに面白い!? 魅力の伝え方講座
10月11日(水) 第2回 対馬の自然と歴史、伝え方でどこまで変わる?
10月29日(日) 第3回 対馬が登場する作品(聖地巡礼)を楽しもう!
各回、30名ほどの方にご参加いただきました!
ありがとうございます。
講座は録画していますが、パワーポイント資料の著作権の関係(聖地巡礼編とか特に)で一般公開はしていません。
ガイド養成に興味がある方には、YouTubeの限定リンクをお知らせしますのでご連絡ください。
「対馬の魅力の伝え方」現地講習
11月4日(土)、「自分たちが住んでいる場所を案内・説明できないのはなぜ?」「案内できるようになるにはどうすれば?」をテーマに、上記の講座の現地研修を実施しました。
実は、案内やガイドのヒントは現地にかなり潜んでいるのですが、地元民は日常生活では好奇心センサーをオフにしているため(眼では見ているのに)認識できない、という現象が起きがちです。
観光客の皆さんはよく見て、気づくので質問しますが、地元民は普段見ていない(眼では見てるけど、気づいていない)ために答えられないケースが多いのです。
で!
今回は、参加者の皆さんに、意識的に好奇心センサーをオンにして、観光客の目線で史跡を見て歩いてもらいました。
いつも歩いている見慣れたエリアでも様々な新発見があり、午前の部も午後の部も、万松院まで往復するだけで3時間かかりました(笑)
講座でも現地研修でも、話を聞くだけではすぐに内容を忘れてしまうのですが、今後はこの流れ(好奇心をオンにする→気づく→調べる→伝えられる)を現地研修に取り入れてみよう、と思っています。
でも、このやり方で金田城を歩くと、何時間かかるんだろう(汗)