厳原町52社
長崎県対馬市に鎮座する神社庁登録の神社130社+境内社など80社、合計210社の神社リストです。
厳原町 52社 (本ページ)
美津島町 32社 (→写真大)
豊玉町 41社 (→写真大)
峰町 29社 (→写真大)
上県町 23社 (→写真大)
上対馬町 33社 (→写真大)
全体210社 (→写真小)
- 1. 長崎県対馬市厳原町(いづはらまち)の神社
- 1.1. (1)八幡宮神社
- 1.2. (2)平神社(厳原八幡宮神社境内)
- 1.3. (3)宇努刀神社(厳原八幡宮神社境内)
- 1.4. (4)天神神社(今宮若宮神社)(厳原八幡宮神社境内)
- 1.5. (5)今宮若宮神社(天神神社)(厳原八幡宮神社境内)
- 1.6. (6)大歳神社
- 1.7. (7)湯島天神社(厳原八幡宮神社境内)
- 1.8. (8)日子宮(厳原八幡宮神社境内)
- 1.9. (9)池神社
- 1.10. (10)濱殿神社
- 1.11. (11)住吉神社
- 1.12. (12)金刀比羅神社
- 1.13. (13)與良祖神社
- 1.14. (14)白磯神社(厳原八幡宮神社境内)
- 1.15. (15)阿須神社/矢布佐神社
- 1.16. (16)南室島神社
- 1.17. (17)乙宮神社
- 1.18. (18)島大国魂神社(乙宮神社境内)
- 1.19. (19)志々岐神社
- 1.20. (20)山形神社(志々岐神社境内)
- 1.21. (21)志々岐神社
- 1.22. (22)木武古婆神社
- 1.23. (23)志々岐神社
- 1.24. (24)木根神社
- 1.25. (25)乙和多都美神社
- 1.26. (26)多久頭魂神社
- 1.27. (27)五王神社(多久頭魂神社摂末社)
- 1.28. (28)下宮神社(多久頭魂神社摂末社)
- 1.29. (29)雷神社
- 1.30. (30)神住居神社(多久頭魂神社境内)
- 1.31. (31)高御魂神社(多久頭魂神社境内)
- 1.32. (32)國本神社(多久頭魂神社境内)
- 1.33. (33)師殿神社(多久頭魂神社境内)
- 1.34. (34)天神神社
- 1.35. (35)天神神社
- 1.36. (36)妙躰神社
- 1.37. (37)都々智神社(銀山上神社境内)
- 1.38. (38)銀山上神社
- 1.39. (39)乙宮神社
- 1.40. (40)奈伊良神社
- 1.41. (41)奈伊島神社
- 1.42. (42)豊和多都美神社
- 1.43. (43)天神神社
- 1.44. (44)吉戸神社(天神神社境内)
- 1.45. (45)小茂田濱神社
- 1.46. (46)勲功社(小茂田濱神社境内)
- 1.47. (47)山形神社
- 1.48. (48)佐須乃若御子神社
- 1.49. (49)銀山神社
- 1.50. (50)雷命神社
- 1.51. (51)阿恵乃御子神社(雷命神社境内)
- 1.52. (52)山住神社
長崎県対馬市厳原町(いづはらまち)の神社
(1)八幡宮神社
【鎮座地】中村清水山(長崎県対馬市厳原町中村645-1) >>googleマップ
【祭神】神功皇后 應神天皇 仲哀天皇 姫大神 武内宿禰
【延喜式】名神大比定
【旧社格】県社
【伝承など】神功皇后が三韓征伐の凱旋時に神山・清水山に立ち寄り、異国の寇を受けないよう自ら祭ったと伝わる。
【参拝メモ】町の中心部に位置し、住民にも親しまれている神社だが、厳原本川に近く、もとは厳原港の海岸線がこのあたりまで迫っていたらしい。下県郡の名神大社・和多都美神社(海神)だったと考えられるが、現在は八幡宮であり、式内社も主張していない。神山・清水山のふもとに位置し、新緑の季節は特に美しい。宝物庫・駐車場あり。
(2)平神社(厳原八幡宮神社境内)
【鎮座地】中村・厳原八幡宮境内(長崎県対馬市厳原町中村645番地‐1) >>googleマップ
【祭神】天穂日命 日本武尊 仁徳天皇 〇道皇子 〇=草冠+兔
【延喜式】小座
【旧社格】村社
【伝承など】天日神命(あめのひのみたまのみこと)が対馬県主であった時に、祖神・天穂日命を祭ったという。
【参拝メモ】八幡宮神社の境内にある。
(3)宇努刀神社(厳原八幡宮神社境内)
【鎮座地】中村・厳原八幡宮境内(長崎県対馬市厳原町中村645番地‐1) >>googleマップ
【祭神】須佐男命
【延喜式】小座
【旧社格】村社
【伝承など】神功皇后が上県の豊に着船して島大国魂神社(スサノオ)を祭り、峰町佐賀にその分霊を祭り、さらに佐賀から八幡宮境内に遷座したという。
【参拝メモ】対馬の神功皇后伝承については、対馬の式内社をめぐる2 ~神功皇后関連の神社群~
(4)天神神社(今宮若宮神社)(厳原八幡宮神社境内)
【鎮座地】中村・厳原八幡宮境内(長崎県対馬市厳原町中村645番地‐1) >>googleマップ
【祭神】安徳天皇 菅原道真公
【延喜式】
【旧社格】村社
【伝承など】源平の合戦において壇ノ浦に沈んだ安徳帝を祭る。安徳帝は対馬に渡り、宗家の祖となったという伝承がある。菅公・菅原道真は大宰府より勧請。
【参拝メモ】今宮若宮神社を合祀。
(5)今宮若宮神社(天神神社)(厳原八幡宮神社境内)
【鎮座地】中村・厳原八幡宮境内(長崎県対馬市厳原町中村645番地‐1) >>googleマップ
【祭神】小西マリア、菅原道真
【延喜式】
【旧社格】
【伝承など】初代対馬藩主(宗家19代)・宗義智の最初の妻、小西マリア(小西行長の娘)が祭られている。
【参拝メモ】キリシタンであるマリアが祭られているという珍しい神社。天神神社に合祀されている。
(6)大歳神社
【鎮座地】中村笠渕(長崎県対馬市厳原町中村565番地) >>googleマップ
【祭神】大歳神 興津彦神 興津姫神
【延喜式】
【旧社格】村社
【伝承など】桟原から宮谷西丘に遷座の後、貞享3年(1687)の笠渕大火に際し、現地に遷座。大歳神は子宝・穀物の神、オキツヒコ・オキツヒメはそれぞれ防火・かまどの神として信仰された。
【参拝メモ】江戸時代の石垣が残る中村地区に鎮座する小さな神社。オガタマノキの巨木があり、雰囲気がよい。
(7)湯島天神社(厳原八幡宮神社境内)
【鎮座地】中村・厳原八幡宮境内(長崎県対馬市厳原町中村645番地‐1) >>googleマップ
【祭神】菅原道真公
【延喜式】
【旧社格】村社
【伝承など】江戸時代に対馬藩三代藩主・宗義真が江戸・湯島より勧請した。
【参拝メモ】平成10年に八幡宮神社に合祀され、故地(山下通り)には鳥居のみ残る。
(8)日子宮(厳原八幡宮神社境内)
【鎮座地】中村・厳原八幡宮境内(長崎県対馬市厳原町中村645番地‐1) >>googleマップ
【祭神】伊弉諾神 伊弉冉神 天忍骨尊
【延喜式】
【旧社格】
【伝承など】伝説上の宗家の始祖・宗重尚が阿比留平太郎国時を討つための渡海に際し、船中守護のため彦山より勧請し祠を建て、後に湯島天神社に合祀された。
【参拝メモ】湯島天神社に合祀されていた。
(9)池神社
【鎮座地】今屋敷一橋通(長崎県対馬市厳原町今屋敷769番地) >>googleマップ
【祭神】建彌己己命
【延喜式】
【旧社格】村社
【伝承など】対馬県直・建彌己己命(タテミココノミコト)の館跡と伝わる。
【参拝メモ】かつてこのあたりは海岸線で、池神社周辺は湿地・大池であったと伝わる。
(10)濱殿神社
【鎮座地】今屋敷横町(長崎県対馬市厳原町今屋敷712番地) >>googleマップ
【祭神】豊玉彦命
【延喜式】
【旧社格】村社
【伝承など】かつて神社周辺は海辺であったとされ、豊玉姫の父・豊玉彦(大海神)が祀られている。神功皇后が新羅征伐に向かった際の行宮跡と伝わる。
【参拝メモ】道路拡張工事のため石垣が一部壊れているが、クスノキの巨木があり、かつては船を係留する艫綱(ともづな)岩があったという。
(11)住吉神社
【鎮座地】大手橋立亀(長崎県対馬市厳原町厳原東里353番地) >>googleマップ
【祭神】表筒男神 中筒男神 底筒男神、【祭神2】配祀 表津少童神 中津少童神 底津少童神
【延喜式】小座比定
【旧社格】村社
【伝承など】上対馬町琴の胡禄御子神社より勧請された。明治に久田道の志賀神社(都句知神社。祭神は配祀:わたつみ系)を合祀。
【参拝メモ】厳原港のシンボルであった立亀岩近くに祭られているが、ちょっと場所がわかりにくい。
(12)金刀比羅神社
【鎮座地】大手橋金比羅山(長崎県対馬市厳原町田渕1079(付近)) >>googleマップ
【祭神】金刀比羅神
【延喜式】
【旧社格】村社
【伝承など】由緒不詳。厳原町大手橋の金比羅山のふもとに鎮座し、山頂には祠もある。
【参拝メモ】飲み屋街の路地に鳥居があり、階段を登ると社殿がある。
(13)與良祖神社
【鎮座地】久田道宝満山(長崎県対馬市厳原町西里372番地) >>googleマップ
【祭神】豊玉姫命
【延喜式】
【旧社格】村社
【伝承など】三韓征伐に向かう神功皇后に、豊玉姫の神託が降ったところ。皇后は帰路にも立ち寄っている。
【参拝メモ】対馬の海の玄関口・厳原港にも近く、古代から重要な立地だったと考えられる。山中に小さな社殿があり、そこから山道を歩くと、独特の雰囲気をもつ磐座が現れる。
(14)白磯神社(厳原八幡宮神社境内)
【鎮座地】大手橋東浜(長崎県対馬市厳原町東里341(付近)) >>googleマップ
【祭神】宗義純
【延喜式】
【旧社格】村社
【伝承など】かつて初代対馬藩主・宗義智の兄・義純を祀っていたが、厳原八幡宮に合祀された。
【参拝メモ】厳原港の樹木に覆われた小山に鳥居だけが残るが、「しいたけの島」の巨大な看板がかなりの違和感。
(15)阿須神社/矢布佐神社
【鎮座地】阿須(長崎県対馬市厳原町北里127(付近)) >>googleマップ
【祭神】磯良 合祀 矢布佐神
【延喜式】
【旧社格】
【伝承など】阿須浦は、神功皇后の三韓征伐の際、水先案内人の安曇磯良が船を準備して待機していた場所。安曇=阿須と伝わる。
【参拝メモ】通路は狭く、場所もわかりにくいが、石の土台と灯籠、小さな祠のバランスがよく、美しい。
(16)南室島神社
【鎮座地】南室島(長崎県対馬市厳原町南室233番地ノ1) >>googleマップ
【祭神】天日神命(あめのひのみたまのみこと)
【延喜式】
【旧社格】
【伝承など】元寇(弘安の役)の際、神が現れ、嵐を呼び、異国船を撤退させたと伝わる。弘安8年、小船越・阿麻テ留神社より勧請。 テ=氏の下に一
【参拝メモ】対馬では、海神の娘・豊玉姫の正体は白蛇とされるが、南室島にも白蛇の伝説がある。
(17)乙宮神社
【鎮座地】南室(長崎県対馬市厳原町南室209番地) >>googleマップ
【祭神】玉依姫命
【延喜式】
【旧社格】無社格
【伝承など】豊玉姫の妹・玉依姫を祭り、海上交通・安産の神として信仰された。
【参拝メモ】厳原町北地区の南室(なむろ)集落内にある。
(18)島大国魂神社(乙宮神社境内)
【鎮座地】南室・乙宮神社境内(長崎県対馬市厳原町南室209番地) >>googleマップ
【祭神】須佐男命 五十猛命 曽尸茂梨
【延喜式】
【旧社格】
【伝承など】上対馬町豊より勧請。
【参拝メモ】乙宮神社の横の小さなお社。
(19)志々岐神社
【鎮座地】小浦鎮座(長崎県対馬市厳原町小浦308番地) >>googleマップ
【祭神】豊玉姫命 合祀 十城分王命 天忍人命
【延喜式】
【旧社格】無社格
【伝承など】豊玉姫を祭り、海上交通・安産の神として信仰される。勧請不詳。
【参拝メモ】小浦集落の公民館に隣接。社殿横には防空壕があった。
(20)山形神社(志々岐神社境内)
【鎮座地】小浦・志々岐神社境内(長崎県対馬市厳原町小浦308番地) >>googleマップ
【祭神】須佐男命 五十猛命 合祀 大己貴命
【延喜式】
【旧社格】
【伝承など】スサノオ・オオクニヌシなどの出雲系の神々を祭る。
【参拝メモ】隣の集落・南室同様、海神とスサノオをあわせて祭っている。
(21)志々岐神社
【鎮座地】久田向山(長崎県対馬市厳原町久田788番地) >>googleマップ
【祭神】豊玉姫命 天忍人命 十城別王命
【延喜式】
【旧社格】村社
【伝承など】安産の神として豊玉姫を祭り、安産祈願で箒(ほうき)を奉納する習慣があった。旧号・竈郡津神社。
【参拝メモ】久田集落の海辺にあり、安産の神として古くから信仰を集めてきた。寛永年間(江戸時代)に対馬藩主が対馬藩上屋敷(東京都台東区台東)にこの神社を勧請し、安産の神として信仰させたと伝わる(現在は台東区鳥越の鳥越神社の末社)。その時代の藩主は宗義成(2代)であり、柳川一件や義真(3代)誕生など、対馬藩の根幹にかかわる大きな出来事が発生しており、興味深い。
(22)木武古婆神社
【鎮座地】内山(長崎県対馬市厳原町大字内山551番地) >>googleマップ
【祭神】宗弥次郎左衛門尉重尚
【延喜式】
【旧社格】村社
【伝承など】伝説上の対馬宗家初代・宗 重尚(そう しげひさ)を祀る。
【参拝メモ】内山集落に向かう下り坂にこんもりとした森があり、そこに社殿がある。重尚は宗家の血脈を安徳帝につなぐために創造された架空の人物という説もあり、そうだとすれば、実際には誰が祭られているのだろうか。
(23)志々岐神社
【鎮座地】尾浦字高平(長崎県対馬市厳原町尾浦31番地) >>googleマップ
【祭神】豊玉姫命 天忍人命 十城別王命
【延喜式】
【旧社格】村社
【伝承など】久田・志々岐神社より勧請。
【参拝メモ】尾浦集落の海水浴場近くにある。神社名どおりであれば祭神は十城別王(仲哀天皇の弟)で、神功皇后の三韓征伐に由来するはずだが、久田の元社と同じく、豊玉姫の存在が濃い。
(24)木根神社
【鎮座地】安神字大米(長崎県対馬市厳原町安神545番地) >>googleマップ
【祭神】大己貴命
【延喜式】
【旧社格】村社
【伝承など】スサノオがイソタケル・オオクニヌシとともに韓土にわたる際、立ち寄ったとされる聖地(神籬磐境)で、三代藩主・宗義真がはじめて社殿を造営した。
【参拝メモ】安神集落の海辺にある。スサノオ渡韓の伝承地のひとつ。
(25)乙和多都美神社
【鎮座地】久和東浜側(長崎県対馬市厳原町久和1番地) >>googleマップ
【祭神】豊玉姫命、玉依姫命
【延喜式】名神大比定
【旧社格】村社
【伝承など】神功皇后の三韓征伐の際、皇后がこの浦で天神地祇を祭った。
【参拝メモ】対馬に多く伝わる神功皇后に関する信仰地のひとつ。
(26)多久頭魂神社
【鎮座地】豆酘龍良山(長崎県対馬市厳原町豆酘1250番地) >>googleマップ
【祭神】天照大御神 天忍穂耳命 日子穂々出見尊 彦火能邇々藝命 鵜茅草葺不合尊、【祭神2】多久頭魂神
【延喜式】小座
【旧社格】郷社
【伝承など】古来より天道信仰の聖地であり、その境界を八丁角(オソロシドコロ)とした。立ち入りが禁じられた巨木の森であり、また神功皇后の行宮でもあった。
【参拝メモ】豆酘集落にあるが、道が狭く運転には注意が必要。境内には高御魂(タカミムスビ)神社など多くの神社がある。
(27)五王神社(多久頭魂神社摂末社)
【鎮座地】豆酘・多久頭魂神社境内(長崎県対馬市厳原町豆酘1250番地) >>googleマップ
【祭神】素盞男命
【延喜式】
【旧社格】
【伝承など】
【参拝メモ】
(28)下宮神社(多久頭魂神社摂末社)
【鎮座地】豆酘・多久頭魂神社境内(長崎県対馬市厳原町豆酘1250番地) >>googleマップ
【祭神】豊姫命
【延喜式】
【旧社格】
【伝承など】
【参拝メモ】
(29)雷神社
【鎮座地】豆酘西井坂(長崎県対馬市厳原町豆酘2852番地) >>googleマップ
【祭神】雷大臣命
【延喜式】小座比定
【旧社格】村社
【伝承など】祭神の雷大臣は、神功皇后の新羅征伐に従軍して功績をあげたとされ、凱旋後は対馬県主となって豆酘に館を構えた。
【参拝メモ】毎年旧暦の正月3日に亀卜神事が行われている。
(30)神住居神社(多久頭魂神社境内)
【鎮座地】豆酘・多久頭魂神社境内(長崎県対馬市厳原町豆酘2425番地) >>googleマップ
【祭神】神功皇后
【延喜式】
【旧社格】村社
【伝承など】神功皇后の新羅征伐の際、雷大臣をつかわせて行宮をこの地に定め、海上安全・戦勝を祈願した。「山の端に見し月影も波より出て波に入りぬる」(皇后の御歌)
【参拝メモ】多久頭魂神社の境内社のひとつ。
(31)高御魂神社(多久頭魂神社境内)
【鎮座地】豆酘・多久頭魂神社境内(長崎県対馬市厳原町豆酘2424番地ロ) >>googleマップ
【祭神】高皇産霊尊
【延喜式】名神大
【旧社格】村社
【伝承など】神功皇后の新羅征伐に際し、戦勝を祈願した場所。
【参拝メモ】6つの名神大社のうちのひとつ。もとは海岸近くにあったが、現在は多久頭魂神社境内に遷されている。
(32)國本神社(多久頭魂神社境内)
【鎮座地】豆酘・多久頭魂神社境内(長崎県対馬市厳原町豆酘656番地) >>googleマップ
【祭神】庁神
【延喜式】
【旧社格】村社
【伝承など】聖武天皇の命により祭られた。庁神は古い政所の神で、国政を執り行う前に拝した。
【参拝メモ】多久頭魂神社の境内社のひとつ。
(33)師殿神社(多久頭魂神社境内)
【鎮座地】豆酘・多久頭魂神社境内(長崎県対馬市厳原町豆酘2424番地ロ) >>googleマップ
【祭神】宗兵部少輔盛世之霊
【延喜式】
【旧社格】村社
【伝承など】宗家8代貞盛の弟で豆酘郡主・宗盛世を祭る。兄の豊崎郡主・刑部少輔盛国とともに筑前春日山に出兵し、戦死した。
【参拝メモ】多久頭魂神社の境内社のひとつ。
(34)天神神社
【鎮座地】豆酘天神隈(長崎県対馬市厳原町豆酘2653番地) >>googleマップ
【祭神】天津神
【延喜式】
【旧社格】村社
【伝承など】卜部の祭神と伝わる。
【参拝メモ】赤米神田近くの森のなかにある。探すのにかなり苦労した。
(35)天神神社
【鎮座地】久根浜在家(長崎県対馬市厳原町久根浜315番地) >>googleマップ
【祭神】彦火々出見尊 菅原道真
【延喜式】
【旧社格】村社
【伝承など】もともと由緒不詳の古社であったが、鎌倉時代に齋藤為持が大宰府から菅原道真を勧請して相殿に祭った。
【参拝メモ】齋藤為持は、源平の合戦で壇ノ浦に沈んだ安徳帝を抱いて九州に逃れたとされる人物で、安徳帝は島津の女を嫁として子(宗重尚)をなし、重尚が対馬の地頭代になったため対馬に渡ったとされる。久根田舎には宮内庁指定の安徳天皇御陵墓参考地がある。
(36)妙躰神社
【鎮座地】瀬屋敷の平(長崎県対馬市厳原町豆酘瀬219番地) >>googleマップ
【祭神】素盞男尊ノ姫ノ神
【延喜式】
【旧社格】村社
【伝承など】
【参拝メモ】
(37)都々智神社(銀山上神社境内)
【鎮座地】久根田舎・銀山上神社境内(長崎県対馬市厳原町久根田舎507番地) >>googleマップ
【祭神】建彌己々命 合祀 狭穂姫命
【延喜式】式内社・都々智神社(小社)の論社
【旧社格】村社
【伝承など】対馬県主・建彌己々命を祭り、対馬最高峰・矢立山(都々智山)の遥拝所とされる。猟師の放った矢が、矢立山の岩窟に住む狭穂姫の胸を貫いたという伝承があり、「矢立」の地名説話になっている。
【参拝メモ】銀山上神社の境内にある。
(38)銀山上神社
【鎮座地】久根田舎御所山(長崎県対馬市厳原町久根田舎507番地) >>googleマップ
【祭神】諸黒神 安德帝
【延喜式】式内社・銀山上神社(小社)の論社
【旧社格】村社
【伝承など】天武天皇の時代に創建されたと伝わる。古くから銀を産出し、大調の神あるいは御所大名神と言われた。
【参拝メモ】安徳天皇御陵墓参考地がある久根田舎(くねいなか。厳原町)の奥に鎮座し、苔むした参道と社殿の雰囲気がよい。
(39)乙宮神社
【鎮座地】上槻磯崎原(長崎県対馬市厳原町上槻859番地) >>googleマップ
【祭神】玉依姫命
【延喜式】
【旧社格】無社格
【伝承など】鎮座地を島の山と呼び、全域が磐境(いわさか。神域)であったが、のちに神社を建立し、旧号を小調神社、後月、上槻と改めた。
【参拝メモ】
(40)奈伊良神社
【鎮座地】内院字飛坂(長崎県対馬市厳原町豆酘内院70番地) >>googleマップ
【祭神】彦火々出見尊 豊玉姫 籠守命
【延喜式】
【旧社格】村社
【伝承など】神功皇后、遣唐使船。
【参拝メモ】
(41)奈伊島神社
【鎮座地】内院奈伊島(長崎県対馬市厳原町與良内院2番) >>googleマップ
【祭神】瀛津島姫命 湍津島姫命 市杵島姫命
【延喜式】
【旧社格】村社
【伝承など】宗像三神
【参拝メモ】
(42)豊和多都美神社
【鎮座地】椎根阿志山(長崎県対馬市厳原町椎根1243番地) >>googleマップ
【祭神】玉依姫命 豊姫命
【延喜式】
【旧社格】村社
【伝承など】タブー強し。
【参拝メモ】
(43)天神神社
【鎮座地】椎根鹿ノサエ(長崎県対馬市厳原町椎根136番地) >>googleマップ
【祭神】彦火々出見命
【延喜式】
【旧社格】村社
【伝承など】ヒコホホデミ。佐須郷の雨乞い
【参拝メモ】
(44)吉戸神社(天神神社境内)
【鎮座地】椎根・天神神社境内(長崎県対馬市厳原町椎根136番地) >>googleマップ
【祭神】応神天皇
【延喜式】
【旧社格】
【伝承など】金田城
【参拝メモ】
(45)小茂田濱神社
【鎮座地】厳原町小茂田浜(長崎県対馬市厳原町小茂田742番地) >>googleマップ
【祭神】贈従三位宗右馬允助國
【延喜式】
【旧社格】県社
【伝承など】宗家
【参拝メモ】
(46)勲功社(小茂田濱神社境内)
【鎮座地】小茂田・小茂田浜神社境内(長崎県対馬市厳原町小茂田742番地) >>googleマップ
【祭神】斎藤兵衛三郎資定他士卒戦死者の霊
【延喜式】
【旧社格】
【伝承など】宗家
【参拝メモ】
(47)山形神社
【鎮座地】小茂田寺の前(長崎県対馬市厳原町小茂田175番地) >>googleマップ
【祭神】素盞男命
【延喜式】
【旧社格】無社格
【伝承など】
【参拝メモ】
(48)佐須乃若御子神社
【鎮座地】下原納言(長崎県対馬市厳原町下原401番地) >>googleマップ
【祭神】若御子神
【延喜式】
【旧社格】村社
【伝承など】式外古社。元寇関連の伝承あり
【参拝メモ】
(49)銀山神社
【鎮座地】樫根大平段(長崎県対馬市厳原町大字樫根281番地1) >>googleマップ
【祭神】諸黒神、【祭神2】合祀 地祇神
【延喜式】小座比定
【旧社格】村社
【伝承など】鉱山
【参拝メモ】
(50)雷命神社
【鎮座地】阿連久奈(長崎県対馬市厳原町大字阿連215番地) >>googleマップ
【祭神】雷神雷大臣命
【延喜式】小座比定
【旧社格】村社
【伝承など】雷大臣
【参拝メモ】
(51)阿恵乃御子神社(雷命神社境内)
【鎮座地】阿連・雷命神社境内(長崎県対馬市厳原町大字阿連215番地) >>googleマップ
【祭神】日本大臣命
【延喜式】
【旧社格】
【伝承など】
【参拝メモ】
(52)山住神社
【鎮座地】厳原町曲(長崎県対馬市厳原町曲16番地) >>googleマップ
【祭神】大山祇神、【祭神2】合祀 素盞男命 五十猛命
【延喜式】
【旧社格】
【伝承など】
【参拝メモ】