
漂着物の世界 ~ライター編~
こんにちは、趣味と仕事と家族サービスがひとつになる平和な世界の創造を目指している局長Nです。
というわけで(殴)、2012年10月20日(土)・21日(日)に開催される「第12回漂着物学会 長崎対馬大会」の下見のため、10/13(土)にビーチコーミング(漂着物探し)現地の「対馬市厳原町阿連(いづはらまち・あれ)」の白浜に行ってきました。
阿連は厳原町の西海岸にある半農半漁の静かな集落ですが、その歴史は古く、平安時代に天台宗の開祖・最澄(伝教大師)が唐からの帰りに漂着したり、オヒデリさまという古い神話世界を思わせる神事(今年は12月21日(金))が伝承されています。
少し前まで裏山から車で行けたのですが、雨で一部が崩れており、今回はこの山を越えていきます。
ちょっと危険です(-_-;)
阿連の白浜は、対馬では珍しい天然の砂浜ですが、西海岸なので冬場には猛烈な北西風により、大量の漂着物が押し寄せます。
台風の影響ですさまじい流木!
海水は綺麗なんですけどね。
今回の私のテーマは「ライター」。
店名や電話番号が印刷されていたり、また形からどの国のものがわかることが多いらしく、漂着物の指標のひとつとされています。
子どもたちは30分で飽きてしまうので、「色のきれいなのを探して」とか、ごまかして引き伸ばしてもおよそ60分。
最後の15分を撮影・集計に使うとして、与えられた時間は45分。
子どもが波にさらわれないように気を配りながら収集です(殴)
ニイハオの国から25個。
免税店とパンダ(^^)
アンニョンハセヨの国から16個。
ジパングとそのほかの国?から6個。
擦り切れて不明が59個。
いったい何%の人が面白いと思ってくれるのかわからない漂着物(しかもライター)の世界でした(-_-;)