
「つしまっ子郷土読本」と「対馬楽講座」について
こんにちは、対馬にある城のモデルコースを作りたいなあ、と妄想している局長Nです。
7世紀の古代山城、戦国末期の山城、江戸時代の城、素材はいろいろあるんですよねー。
そのうち、「仕事です。」と職場のスタッフを騙すか、「山に遊びに行こう!」と子どもたちを騙して、情報収集に行こうと思ってます(殴)
さて、平成26~27年度の2年にわたり、夜な夜な打ち合わせをしてきた「つしまっ子郷土読本」がようやく形になりました!
つしまっ子郷土読本

「将来を見つめる子どもたちには、国境の島としての郷土対馬を知り、そして再認識してもらうことが大切」
「郷土の歴史や文化などを発信し、ふるさと自慢のできる対馬の子どもたちが育っていくことを心から願っています」
(財部市長の巻頭言より)
との思いのもと、対馬市教育委員会が芳洲会に執筆・編集を依頼し、対馬の自然・歴史などを小学5年生でも読めるようフリガナなどを付け、110ページ以上にわたって紹介したものです。

来年5年生になる市内の全小学生、先生方に配布されました。


編集委員の皆様、たいへんお疲れ様でした<(_ _)>
(先日の打ち上げでは、「これをテキストに対馬検定をやろう!」など盛り上がりました)

私は第4章の一部「対馬観光の楽しみ方」を担当したのですが、
- 対馬について学び、愛着と自信、感動をもって魅力を伝えていくこと
- まずは、対馬に関する本を読み、家族と一緒に地域イベントに参加してみること
- 見慣れた風景も、その意味や成り立ちを知れば、きっと素晴らしい、価値のあるものになること
- 対馬の価値を知り、その素晴らしさを自慢できる「つしまっ子」に育っていくこと
などを提案しています。
対馬の子どもたちを念頭に置いて書いたのですが、よく考えてみたら、対馬出身者でも、転勤族の方でも、観光客の方でも同じですね。
対馬に愛着をもつ人、島での生活を楽しむ人が増えれば、それがこの島をよい方向に動かしていくのだと思います。
対馬楽講座
さて、同じ流れのもうひとつの事業「対馬楽講座」の第2回が、おととい3/1(火)、開催されました!

対馬楽講座 第2回「海辺で見つかるお宝たち~海からの贈り物、めくるめく漂着物の世界~」
内容: ビーチコーミングについて、準備と注意点、おもしろ漂着物・お宝紹介、対馬の海岸の紹介など
講師: シーグラス・クロニクル 代表 野北 香織さん

講師は、シーグラス(海辺で拾える、表面が摩滅した滑らかなガラス)を素材にアクセサリーを製作している野北 香織さん。
もともとお母さんが対馬出身で、ダンナさんの仕事の関係で対馬に引越し、子どもたちと島ライフを満喫しています。
今回は、ビーチコーミング(漂着物を探しながら海岸を散策すること)の楽しみを中心にお話をしていただきました。
野北さんは以前、対馬市CATVの「対馬のがんばり屋」で取り上げられたことがあり、その時の画像はこちら。

間違えた。

こちら!
(画像は野北さんと対馬市CATVに無断で掲載しております)
忙しい時期にいきなり講師(初めての体験?)をお願いしたので、かなり悩まれたようですが、受講生の皆さんからは「海辺の楽しみが増えた」「(海辺の魅力について)身近すぎて気づかなかった」という声が多く寄せられ、かなり好評でした。
ありがとうございます!
講座の様子は、対馬市CATVで放送されますのでお楽しみに。
野北さんのブログはこちら!
次回第3回(3/8火曜日)は、植物観察イベントでも根強いファンが多い國分英俊さんの登場です。
第3回 「国境の島に咲く花々~対馬のオニユリを中心に~」
内容: 対馬の四季を感じさせる花々、希少植物の保護・増殖、対馬のオニユリの特殊性など
講師: 対馬の自然と文化を守る会 國分 英俊さん
>>対馬楽講座の開催について(ブログ 2016/02/04)