対馬砲台群を歩く「西泊砲台編」、トレッキングルート調査 「撃方山編」

2021/07/13

大鳥毛山トレッキング

 みなさま、こんにちは。観光担当Nです。

 先日長崎で会議があり、その帰りに福岡(博多)のアウトドアショップを訪問しました。

 昨年からモニターツアーや情報発信でお世話になっているA&Fカントリー様、好日山荘様、THE NORTH FACE様に加え、今回あらたにFox fire様、IBS石井スポーツ様を訪問し、対馬ご来島のお声がけをしました。

 3月にオープンしたJR博多シティにはFox fire様が新店舗を展開し、4月27日(今日ですね)には天神にモンベル様の新店舗が開業します。

 アウトドア業界と博多の活気を感じた1日でした。

 さて、通常業務の合間にトレッキングルート調査・砲台調査を行っていますが、今回は、上対馬町大浦の撃方山(うちかたやま)ルート、上対馬町富ケ浦の西泊(にしどまり)砲台ルートを歩いてみました。

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 上対馬町大浦の北部にある撃方山は、豊臣秀吉の朝鮮出兵時に山城が築かれたとか、防人の烽火台があったなどの伝承がある山です。

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 江戸時代の書物には、山頂からの眺めは絶景の名勝地として紹介されていたのですが、さすがに400年も経つと藪になってました(^^;)

 山頂部は方形をしており、人為的な手が加えられているのは確かなようです。

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 国土調査のため伐採され、測量杭があったのでたどり着けたものの、一部が自衛隊用地であり、山頂からの展望もあまりなく、トレッキングルートとしては利用が難しいようです。

 >>撃方山(Googleマップ)

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 気をとりなおして東に移動、西泊砲台を目指します。

 上対馬町富ケ浦の尉殿崎(じょうどさき)にあるらしい、ということ以外に情報がなく、とりあえず旧道から半島の三角点を目指します。

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 いきなり海辺に迷い込み、石積みの構築物を発見。旧軍の施設っぽいのですが、詳細は不明。

※後日、下記の小松さんが西泊の方に確認したところ、「あー、あれは肥えタゴ(肥溜め)よ」とのこと。ショック(>_<)

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 道がわからず諦めかけていたのですが、「対馬観光ガイドの会やんこも」の砲台の専門家・小松さんに電話して情報をいただき、軍道を発見。

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 山頂まで登ると、昭和期の「西泊砲台」が姿を現しました。

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 砲台は基本的に高台にあるので、景観も抜群。新緑が綺麗でした。

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 砲座もありました。

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 軍道の端には、ガードレール代わり?の石柱が残っていました。

 山頂からの景観もよく、遺構もよく残っているのですが、軍道の崩壊が激しく、一般向けのトレッキングルートとしては利用が難しいようです。残念(-_-;)

 >>西泊砲台(Googleマップ)

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 おまけ1。ツシマヤマネコのつばきちゃんです。

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 おまけ2。残念なことになっている(殴)棹崎公園の砲座跡。

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 おまけ3。対馬のへそ地(へそ石)です。どこにあるかわかりますか?