
対馬アウトドアモニター・博多阪急2014「雷雨と遥かなる蒼穹 編」
こんにちは、10日間の間に、海に出て、山に登り、神社と原始林の案内をして、旅行業の試験を受けて、面接して、山を歩き、海に出たらダウンした局長Nです。
途中でやばい気配がしたんですが、ブレーキが利きませんでした。
次回から気をつけますっ!(殴)
さて、寄る年波には勝てない私が命を燃やしているアウトドア情報発信について、ご報告でございます。
2014年9月4日(水)~5日(木)の2日間、毎年恒例のアウトドアショップ対象「対馬アウトドアモニターツアー」(今年1回目)を開催しました。
参加していただいたのは、夏の対馬アウトドアフェアでたいへんお世話になった博多阪急(博多阪急、ザ・ノースフェイス、ミズノ、Foxfire、楽歩堂)の5名様。
博多阪急様には、昨年の春と秋、今年の夏(7/9~7/22)に2週間ずつ、「対馬アウトドアフェア」を開催していただきました。
九州の中心地・福岡の交通・人流の拠点、博多駅で対馬のPRをしていただき、感謝感謝でございます<(_ _)>
対馬の特産品の抽選会と、漂着物を使ったアクセサリー製作体験を実施しました。
スタッフのみなさんの多くは対馬体験者。
お客様に、生の言葉で対馬の魅力を伝えていただきました。
さて、本題のアウトドアモニターツアーですが、九州郵船の福岡・博多港00:10発→対馬・厳原港04:40着の深夜フェリーを利用し、07:00まで滞船後、下船。
1日目は残念ながら曇天。
今回のシーカヤックガイドは、対馬エコツアー。
1DAYシーカヤックツアーを体験しました。
リラックスモードのミズノのOさん。
天気が怪しかったので、足早に無人島へ!
お弁当を食べようとすると、大粒の雨が・・・。
「あちゃー」
遠雷が聞こえ、いつもマイペースなOさんも必死に漕ぎました。
「ひどい雨ー。雷こわいー」
急いで艇庫に戻ると青空が・・・。
「何だったんだ!」
「自然相手だから、仕方ないね」
シーカヤックツアーが早めに終わったので、皆さんの希望で釣りへ。
博多阪急のIさんがカサゴ(福岡ではアラカブ、対馬ではホシカリと呼びます)をゲット(^_^)
夜は、対馬空港近くの「肴や えん」でお刺身と地酒に舌鼓を打ち、対馬カヤックスの中澤さんが運営する「素泊まり民宿クラブハウス」に宿泊しました。
さて、翌日は城山トレッキング。
前日とはうってかわり、最高のお天気。期待が高まります。
7世紀に築かれた古代山城・金田城。
1350年の時を経てもなお、強烈にその存在を感じます。
「おー、絶景!」
実はここ(城山砲台跡)は城山の山頂ではなく、左手の細い山道を登っていくと・・・。
「なんじゃこりゃ! 海が近い! 空が高い! すごい!!」
記念撮影。
撮影会が始まりました(^^;)
海の彼方は朝鮮半島。7世紀の防人(さきもり)たちも、こうして国境の海を睨んでいました。
城山は276mの低山ながら、対馬の自然・歴史・景観の魅力が凝縮されています。
エヌの世界 > トレッキング > 防人が守った古代山城・金田城(城山)
艇庫に戻ると、修学旅行で来島していた法政第2中学校のみなさんがシーカヤックの準備中。
都会の学生さんたちにも、対馬の自然や歴史をたっぷりと味わっていただけたようです。
対馬の食材を使ったスイーツをお土産にしたい、というリクエストがあり、山田松月堂(Googleマップ)へ。
昼食は、対馬バーガーKiYo(Googleマップ)の「対馬バーガー」と「とんちゃんバーガー」。
対馬バーガーには、アオリイカとヒジキが使われています。
あっという間の2日間でした。
ふだんはお客様にアウトドアをお勧めする立場のショップの皆さんですが、今回は自分たちが大満喫されたようです。
対馬・厳原港15:25発のフェリーに乗れば、博多港20:10着。
海に沈む夕日も鑑賞できます。
翌日からはまた大都会の喧騒の中心部でお仕事。
対馬の大自然の中ですべてを解放し、心を洗濯する2日間となりました。
ちなみに、この翌週は、アウトドアブランド「コロンビア」「マウンテンハードウェア」2名様のシーカヤック&白嶽モニターツアーでした。
そのお話はまた(^^;)