地蔵盆について
こんにちは、夏休みに入って子どものラジオ体操のため、起床時間が6時になった局長Nです。
夜型人間にはつらい夏休みであります(-_-)zZZ
さて、明日、7月24日(木)は「地蔵盆」(じぞうぼん)です。
おもに厳原(いづはら)中心部で行われている伝統行事なので、島民でも意外と知らない人も多いのですが、じつに味わい深いお祭りなのです。
対馬市厳原町の中心部は、対馬藩10万石の城下町で、江戸時代の石垣などが多く残されており、その狭い路地には30を越える(らしい)お地蔵さまが祭られています。
7月24日は、子どもの守り神・お地蔵さまの晴れの日。
昼のうちから、地蔵さまの周辺の家の人々が、お地蔵さまを綺麗に洗い、紙飾りやちょうちんなどで飾りつけをします。
夕方になると、浴衣を着て、賽銭を握りしめた子どもたちがお地蔵さまをめぐり歩き、お賽銭と引き換えにお菓子をもらいます。
十八銀行の駐車場にもお地蔵さまがあります。
風船すくいなど出し物もあり、いつもにぎわっています。
十王小路(じょうしょうじ)付近はこんな感じ。
主人公はちびっこたちです。
写真ではなかなか伝えられませんが、情緒ゆたかで、風情たっぷり。
子どもはもちろん、大人にとっても、ひじょうに印象的な想い出ぶかいお祭りなのです。
地蔵盆そのものは、江戸時代初期に京都など近畿圏で生まれたお祭りのようですが、いつしかこの国境の島の城下町でも行われるようになり、いまに受け継がれています。
ぜひ、参加していただきたいです。
当協会(Googleマップ)に、お地蔵さまの位置を記したまち歩き地図もあります。
あ、参拝のさいは、お賽銭を忘れずに(^^)/