対馬に関する歴史マンガのご紹介
こんにちは、局長Nです。
イベントコンボが続く日々、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
明日11/3(木)は、 城下町ライトアップ事業 の告知のため、長崎のチンドン屋「かわち家」さんといっしょに島内のスーパーなどに出没する予定です。
さて、観光協会の仕事のひとつに、写真の提供、というものがあります。
1年を通して、島内外の企業や団体から、「雑誌や資料などに使いたいので、○○の写真がないか」という問い合わせがかなりあります。
写真を送ってしばらくすると、お礼状と印刷物が届きます。
今回、集英社の歴史マンガと、別冊宝島の海賊・水軍の本が届きましたので、お知らせします。
どーん!!
カバーイラストは キングダムの原 泰久先生ですね。(マンガ本体は柴田竜介さん)
ちなみに原先生は、対馬藩の飛び地があった佐賀県三養基郡基山町出身で、同町のふるさと大使だそうです。
偶然でしょうが、基山が対馬藩の飛び地であったことも同マンガで説明されています。
我らが宗 義智(そう よしとし)公も登場。
例によって、徳川家康と朝鮮国王の板ばさみで悩むシーン。
義智公といえば、
(秀吉だまして激怒)
(家康もだまして激怒)
が有名ですが、今回の歴史学習マンガでは、さすがにそんなシーンはないはず。
あったーー!!!(-_-;)
二代藩主・宗 義成が、徳川三代将軍・家光に怒られてるーーっ!!!!
さて、2冊目は
なんとも渋かっこいいテーマですが、
目次の左側に対馬の浅茅湾・鋸割岩(あそうわん・のこわきいわ)がっ!!
複雑な地形のリアス式海岸・浅茅湾は、中世には倭寇(海賊・海商集団)の拠点のひとつだったのです。
刀伊の入寇(女真族の対馬襲撃)、応永の外寇(朝鮮水軍による対馬襲撃)、三浦の乱(朝鮮半島在留の日本人による反乱事件)など、あまり知られていない事件も紹介されています。
対馬の歴史は、日本の外交史そのものです。
マンガやビジュアル誌でわかりやすく取り上げられ、その魅力が広く知られると嬉しく思います。