姫神山砲台とMAMOR(マモル)とベストカーについて
こんにちは、8/9(土)に、対馬市美津島町緒方(みつしままち・おかた)地区の「姫神山砲台」の草刈りに行ってきた局長Nです。
数年前に緊急雇用事業を利用し、当協会で姫神山砲台を整備しましたが(もっとメジャーな観光地を選ばんかい!という声は一切無視)、夏になって雑草が繁茂し、緒方地区のみなさんが草刈りをするというので、対馬市と協会のスタッフで手伝いに行ったのです。
ドラマチックモード。
110年以上の時間の経過にもかかわらず、石とレンガで造られた明治の砲台は健在でした。
緒方地区では、この姫神山砲台を地域資源として活用すべく、今後、勉強会などを開催する予定です。
ご旅行、お盆の帰省中に行ってみたい方は、緒方集落から徒歩45分ほど。
>>対馬要塞・砲台群マップ(姫神山砲台付近)(Googleマップ)
対馬は古来より国境の島で、常に国防と交流の最前線でした。
特に幕末から明治にかけては、東アジアの覇権を狙うロシアの南下政策の激烈な圧力にさらされ、全島に砲台が築かれ、要塞化されました。
その緊張状態が極限に達したのが、明治37年に勃発し、38年に対馬沖でほぼ決着した日露戦争(日本海海戦)なのです!
書き続けると3時間くらいかかるので省略(殴)
詳しくは、
>>「対馬砲台あるき放題~対馬要塞まるわかりガイドブック~」の配布について(ブログ 2012.05.16)
さて、「国境の島」対馬には、7世紀には古代山城・金田城(かなたのき)が築かれて防人(さきもり)が配置され、明治時代には対馬要塞が建造されたのですが、現在でも陸・海・空の自衛隊が常駐する国防の最前線でもあります。
その現代の防人たちが、コンビニでも買える防衛専門誌「MAMOR」(編集協力・防衛省)で特集されていましたのでお知らせします!
特集のテーマは、「国境を死守する千年の防人」。
陸上自衛隊対馬警備隊が10ページにわたって特集されています。
タイミングを逃してバックナンバーになってしまいましたが、まだ買えるのでご容赦を(-_-;)
もういっちょ!
2012年のはじめに、ベストカーという自動車の専門誌の編集長・勝股さんが来島され、取材対応を行ったことがありました。
猫好き、歴史好き、ということですっかり対馬にはまり、5ページの特集を組んでいただき、読者プレゼント用にツシマヤマネコステッカーを提供しました。
そのステッカーがまわりまわって、「雲上のレース」パイクスピーク・ヒルクライムに出場したレーシングマシンに貼られていたそうです。
搭載したリチウム電池が長崎の三菱重工製という縁もあり、レースなのに「SAFETY DRIVE TSUSHIMA YAMANEKO」(交通安全)というステッカーを貼ったモンスターマシンが出場することになりましたとさ(^^;)
ベストカー8月26日号(7月26日発売)にちょこっと登場しています。
編集長だった勝股さんは、今回の紙面では会長になってました(^_^;)
「ワンダーフォーゲル」(山と溪谷社)、「DISCOVER JAPAN」にも対馬がちょこっと登場する予定です。
また、お知らせします!