対馬の花々~2019年春~について
こんにちは、心はいつも対馬の山、局長Nです。
さて、この4~5月も仕事、趣味、どっちかわからん個人プロジェクト「対馬アイランドトラバース」で、対馬の山を歩いておりました。
対馬の山歩きの最大の魅力は、野山の花々ではないかなあ、と感じています。
ツシマジカの食害によりかなりダメージを受けてはいますが、対馬には、日本ではここでしか見られない植物や、他の地域では見られなくなった植物が残っているのです。
今回は、その一部を紹介したいと思います。(すべて、この4~5月に撮影したものです)
対馬では比較的よく見かけますが、他地域では乱獲によって数を減らし、対馬のように大きく、また株数が多いのは珍しいとのこと。
野生ランの一種、キリシマエビネ。キエビネが太陽だとすれば、こちらは月。
初めて見ましたが、女王のように品があり、感動(>_<)
広島などにも分布しているようですが、主な自生地は対馬。
甘い香りがするジンチョウゲの仲間。大陸系植物で、日本では対馬のみ。
対馬でも自生地は限られています。
特別珍しくはありませんが、好きな花なので(^^;)
日本では対馬だけ、外国では済州島(朝鮮半島)に自生するツツジの仲間で、対馬の自生地も数か所のみ。
・・・のはずでしたが、この春、自生地を数か所発見しました。
よく調べれば、まだまだありそう(-_-;)
海岸の砂地に自生する珍しい植物・・・とのことですが、対馬では岩場・崖地で見られます。(少ないけど)
対馬、福岡県の一部、朝鮮半島で見られます。久々に見つけて、安心しました。写真が雑(-_-;)
マムシグサ、ムサシアブミなど野生のサトイモの仲間。「ウラシマ」の名前の由来は、釣り竿状の付属体から。
(見えますか?)
久々に見かけた野生ラン。
キエビネだと思って近づいたら、かなり大きなキンランでびっくりしました。
うーん、花だけでも相当すごい観光資源なんだけどなー(-_-;)
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