対馬の聖地へ
こんにちは、白嶽の登山道整備で石を運び、積んでみて、あらためて金田城の石塁(7世紀、2.2km)の凄まじさを実感しているエヌです。
さて、年末年始の定番ネタといえば神社で、今年は何にしようかな?と思っていたのですが・・・
「Hanako」の聖地特集
なんと雑誌「Hanako」(マガジンハウス)の2023年2月号(発売は2022/12/28)の特集が「幸せをよぶ、開運聖地。」で、その巻頭が
「神話と伝承の源流。鈴木涼美、対馬(長崎)へ。」
でした。
執筆者は、鈴木涼美さん。
(2022/12/16に芥川賞にノミネートされ(2度目)、2023/1/19に選考会が行われるようです)
Hanako No1216(2023年2月号)
対馬神社ガイドブックを参考にしていただいたようなのですが、取材日に事務所不在でお会いできず、発売まで内容を知らなかったので、誌面での扱いの大きさにビックリしました。
日本古来の信仰対象は、山岳や、山中にある磐座(いわくら)と呼ばれる巨石、滝などの場(=聖地)だったのですが、近年は、それらのご神体を遥拝するための建物(神社)が信仰対象とみなされるようになりました。
また、神社は本来、感謝や祈りを捧げる神聖な場であったはずなのですが、パワースポットブームなどもあり、御利益や開運などの願い・欲望を発露する場、あるいは御朱印をもらう場所に変わっています。
対馬の神社は、それらと異なる古い形態を残しており、それゆえに女性誌とは相性が悪い(テーマが開運・御利益メインであることが多く、今回の特集も「幸せをよぶ、開運聖地。」(笑))と思っていたのですが、
自分自身と向き合う
とか、
信仰の原点に触れる
など、
神社の本来の意味に触れる特集になっており、都市部の20~30代の女性が求めるものの流れが変わってきているんだろうなあ、と感じました。
対馬の神社紹介
内容については本誌で確認していただくとして、今回は誌面で紹介されていた神社の紹介です。
和多都美神社(わたつみじんじゃ)
多久頭魂神社(たくずだまじんじゃ)
住吉神社(すみよしじんじゃ) ※美津島町鴨居瀬
胡禄神社
対馬の神社(当サイト特集ページ/ブログ)
対馬の神社は奥が深く、いろいろと書き連ねたものもあるので、お正月休みでお時間があれば、ご覧ください(笑)