
出張!お城EXPO in 肥前名護屋城&唐津歴史めぐり
こんにちは、あいかわらずお城の日々を送っているエヌです。
(先週水曜日は対馬楽講座・お城編第1回(萩原さちこさん)、今週土日はお城EXPOin横浜です)
去る11月23日(日)、佐賀県唐津市にて九州初開催となる「出張!お城EXPO in 肥前名護屋城」が行われました。
出張!お城EXPOと、その後の唐津歴史めぐりのレポートです!
熱気あふれる「出張!お城EXPOin肥前名護屋城」
会場となった肥前名護屋城は、豊臣秀吉の朝鮮出兵(文禄・慶長の役)の拠点として、豊臣秀吉・徳川家康・加藤清正・真田昌幸など、たくさんの陣屋が築かれました。

全国から名だたる戦国武将が集結したことで、秀吉流の城作り・石積み技術が共有されて全国に普及したとされます。

また、朝鮮出兵の失敗が豊臣政権崩壊のきっかけになり、徳川家康の台頭を招くなど、歴史の転換点ともなった重要な遺跡です。
初の大型野外テント開催

通常は屋内で行われるお城EXPOですが、今回は開放的な野外テントでの開催。

お茶会も同時開催され、天候にも恵まれ、賑わいました。
「信長の野望」コラボ

肥前名護屋城周辺には、人気歴史シミュレーションゲーム「信長の野望」とコラボした陣屋説明板が設置されています。

戦国武将がみんなイケメン(笑)。
対馬ブース出展

黄金の登り旗は、佐賀県唐津市の肥前名護屋城室からいただきました!

いつもの「金田城」に加え、名護屋城と釜山をつなぐ駅城であった「清水山城」もPR。

御城印は、金田城3種(オリジナル/防人/アンゴルモア元寇合戦記・長嶺判官)に加え、清水山城の計4種類を頒布しました。
会場からの絶景

水平線上には壱岐、そしてその先に対馬の島影も浮かび、当時の武将たちが見たであろう景色を感じることができました。

来城者は速報値で6,200名。
ご参加いただいた皆様、肥前名護屋城室のKさん、スタッフの皆様、本当にありがとうございました!
おまけ

Googleマップで見つけた、初代対馬藩主・宗義智(そうよしとし)公の陣跡。

徳川家康別陣の近くに、案内板も発見! すごいヤブだったけど、突撃!

予想通り、すごいヤブでした!
唐津歴史めぐり
出張の隙間時間によく観光地を訪問します。今回は、唐津市周辺の歴史スポットを紹介します。
唐津城

初代唐津藩主・寺沢広高が築いたお城。

石垣には石を割るための「矢穴」の跡がくっきり。
通常は跡が残らないよう加工するらしいのですが、急ピッチで建造が進められた名護屋城の石材を再利用しているためか、たくさん見られました。
浄泰寺(じょうたいじ)

宿の近くにあったお寺「浄泰寺」。

なんと、「本能寺の変」で織田信長に一番槍をつけ、森蘭丸を討ったと伝わる安田作兵衛国継のお墓がありました。明智光秀の家臣で、槍の名手だったそうです。
近松寺(きんしょうじ)

旧唐津藩主・小笠原家の菩提寺で、名護屋城の木材を再利用したとされる山門が残っています。

浄瑠璃作家・近松門左衛門、唐津藩出身の新選組隊士の墓所、太閤馬盥・キリシタン灯籠など見どころたくさん。
唐津神社

海の神様・住吉三神を祀っています。揮毫はまたしても東郷平八郎(笑)
唐津くんちの曳山(ひきやま)

「唐津市ふるさと会館アルピノ」にて、ガラス越しに実物を鑑賞できます。

獅子、兜、鯛、鯱(しゃち)など、デザインも色彩も個性的で大迫力!
これが町を練り歩く姿は、さぞ壮観でしょうね。
対馬と唐津
対馬藩の飛び地「浜崎領」

対馬藩は米が取れないため、本土に飛び地(領地)を持っていました。有名なのは佐賀県の田代領ですが、実は唐津市の浜崎領(現在の虹ノ松原あたり)もそのひとつ。

「従是東對州領(これよりひがし、たいしゅうりょう)」と刻まれた境界を示す石碑が、今も集落の中にひっそりと残っていました。

唐津(からつ)は、その名の通り「唐(外国)へ向かう津(港)」。
壱岐や対馬を経て大陸と繋がるこの地には、蒙古襲来の地・鷹島や、文禄慶長の役の出撃拠点・肥前名護屋城など、対馬と関連する、交流と攻防の深い歴史が刻まれていました。







