万松院まつりの開催(2011/11/5)について
こんにちは、観光担当Nです。
2011年11月5日(土)、対馬市厳原町西里の万松院(ばんしょういん。国指定史跡)で「万松院まつり」が開催されました。
万松院は、対馬藩2代藩主の宗 義成(そう よしなり)が、父で初代対馬藩主の宗 義智(そう よしとし)を弔うため、1615年に建立した宗家の菩提寺です。
万松院まつりは、例年秋の夕刻(今回は17:30)に始まります。なぜ夕方に始まるのかと言えば・・・。
万松院の350基の石灯籠に明かりが灯され・・・。
極楽門が無料開放(通常は拝観料大人300円が必要)されるのです。
門の前で提灯を受け取り、石灯篭の明かりが揺れるなか、幻想的な宗家の菩提寺を参拝します。
万松院の主・義智公の墓所はこんな感じ。
夜に参拝できるのは年1回、おまつりの日だけです。
参拝を終えると、万松院の山門の前で「ぜんざい」が振舞われます。
この日は、雨のため開催も危ぶまれたのですが、夕方には雨もやみ、気温も高かったため、多くの参拝客のみなさまで賑わいました。