道路沿いのポイ捨てゴミについて
こんにちは、局長Nです。
報告が遅くなってしまいましたが、先週、2013/6/23(日)、対馬観光物産協会・中対馬支部(美津島町・豊玉町エリア)の観光地整備事業の一環として、国道382号線の万関橋(まんぜきばし)~玉調(たまづけ)の除草作業を行いました。
国道382号線沿いには、中対馬支部で植樹した桜の木がたくさんあるのですが、毎年この時期になると、桜の周辺に雑草が繁茂し、また桜の幹や枝にツル植物が巻きついてしまうので、草刈り・ツル切りなどの手入れする必要があるのです。
今年度から中対馬支部の事務を協会本部で兼務するようになったのですが、私が関わると例のごとく雨(-_-;)
対馬市美津島地域活性化センターのNさん・Sさんと合流し、機材もお借りしました。
万関橋手前の駐車場に集合。
この手の作業は人海戦術に頼るしかないのですが、約70件の中対馬支部の会員さんに案内を出し、参加者は7名。
美津島地域活性化センター2名+協会3名の総勢12名での作業となりました。
ブログなどで活動内容を広く知っていただき、次回はより多くの会員さんに参加していただきたい、と思います。
中対馬支部の伊藤支部長は、対馬唯一の酒造会社「河内酒造」(かわちしゅぞう)の社長です。
「すごいヤブやね、これは・・・」
クズなどのツル植物が巻きつき、もはや何の木なのかわからない状態(-_-;)
雑草の量も半端ではないのですが、草刈りは毎年業者さんが行うので、桜の木周辺の除草とツル切りに専念します。
クズは秋の七草のひとつで、根にはデンプン質があり、西日本では上質のクズ餅の原料になります。
かつては牛の餌としても争って刈り取られていたそうですが、現在では放置されるがまま、タチの悪い雑草扱いです。
利用する方法はないものでしょうか・・・。
もうひとつの問題が、空きカンなどのゴミ。
このヤブを刈り払うと・・・。
ゴミが出てきます(-_-;)
この草むらの下からは・・・。
またゴミがでてきます(-_-;)
お客様に来ていただこうと思ったら、やるべきことがたくさんあり、またやってはいけないこともたくさんあるんだなあ、と実感。
道路はゴミ箱じゃないぞ、コンチクショ~!(殴)
今回は、9:00~12:00までの3時間の作業でした。
「きりがないねー」
「雨も降ってきたし、ま、こんなもんでしょ」
参加された皆様、ありがとうございました。
お疲れさまでした<(_ _)>
ちなみに万関橋は、日露戦争に備えて明治時代に掘り切られた人工の久須保水道(万関運河)にかかる鉄橋(3代目)で、玉調(たまづけ)は、万葉集の遣新羅使の歌に登場し、初春には道路沿いの海辺にゲンカイツツジが淡紅色の花を咲かせる名所です。