アカハラダカの渡りについて

2021/04/07

アカハラダカ

 こんにちは、本日2015/9/13(日)のイベント「対馬の大自然観察会」が晴天のうちに無事終了し、ほっとしている局長Nです。

 前日のように大雨だったら、協会スタッフから火あぶりにされるか、人柱として厳原港に沈められるところでした(-_-;)

 イベント報告は、厳原部会担当「のんちゃそ」がしっかり書いてくれるでしょう。(ぼそっ)

 さて、9月の対馬では、アカハラダカ(野鳥)、ダンギク(花)、アキマドボタル(昆虫)など個性的な生き物たちが見頃を迎えますが、特にダイナミックな自然の営みを感じさせるのは、アカハラダカの渡りです。

 以下、アカハラダカについて簡単にまとめてみました。

【アカハラダカ】

  • 全長約30センチ、ハトほどの大きさしかない小型のタカ。
  • カエル、昆虫などを捕食する。
  • 中国大陸や朝鮮半島で夏を過ごし、暖かい東南アジアで越冬するが、この数千キロの渡りの最中に対馬で観察される。(対馬が日本一の観察地)
アカハラダカ・オス

 オスは全体が黒目の、つぶらな瞳。

アカハラダカ・メス

 メスは黄色いアイリングが特徴的。

 観察のポイントは以下の通り。

内山峠
  1. 観察場所は、対馬市厳原町内山の、内山峠アカハラダカ観察所。 >>内山峠・アカハラダカ展望所(Googleマップ)
  2. 観察数は、9月の1ヶ月で10万羽を超えることもあり、また9月中旬のピーク時には1日で数万羽が観察されることも。
  3. 肉眼では確認しにくい場合もあるので、8倍程度の双眼鏡があるとよい。
  4. 数百数千の群れがタカ柱を作ると、羽根がキラキラと白く輝き、美しい。
  5. 濃霧・雨の日などは観察できない。
  6. 観察ピークは、朝6時~と朝10時~。

 (1) 朝6時ころに観察されるのは、島内から飛び立つものと考えられる。前日などが荒天の場合、対馬で羽根を休め、翌朝飛び立つ。

 (2) 朝10時ころに観察されるのは、朝鮮半島から渡ってくるものと考えられる。数千羽の群れを観察できる場合もあるが、はるか上空を舞うことが多い。

 (1)(2)を総合すると、たとえば、1~2日間荒天・雨などで渡りができず、3日目の朝から快晴になると、3日目は早朝から絶好の観察チャンス、となります。

 まあ、セオリーどおりいかないのが自然相手の難しさですが・・・(^^;)

「野鳥通信・・・対馬から」(対馬野鳥の会会長、ハンドルネーム通信使さんのサイト)で、毎日の観察数が公開されています。

 9月13日現在では、9月10日(木)の37,462羽が最高値のようです。

 シルバーウィークは、内山峠で雄大な自然にふれてみませんか?

  • 内山峠アカハラダカ観察所には、駐車場2ヶ所(乗用車5台、4台)、簡易トイレがあります。
  • 峠は温度差があるので、防寒着、帽子などの予備の衣類があると快適。
  • 上空を見上げるので、折りたたみ椅子などがあると便利。
  • 鮎もどし自然公園に、トイレ、自販機があります。>>鮎もどし自然公園・吊り橋付近トイレ(Googleマップ)