山の日々 ~国境の島・対馬の山々を歩く~
こんにちは、10/6(火)~7(水)の2日間、九州の登山専門誌「のぼろ」(西日本新聞出版)の取材で龍良山と白嶽に登った局長Nです。
爽やかな秋になり、山のアテンドが続いています。
山の日々
城山
9/4 法政大学第二中学校の研修旅行
9/11 旅行専門誌るるぶ取材協力
9/15 下関の旅行会社の下見協力
コース概略
城山(じょうやま)は、対馬の中央に広がる浅茅湾に突き出した岩塊です。
今から1350年前、白村江の戦いに敗れた大和朝廷は、大陸からの侵攻に備えて対馬に古代山城・金田城(かなたのき)を築きました。
城山は日露戦争時にも要塞化され、古代と近代の「国防の最前線・対馬」を体感できるトレッキングコースです。
標高276m、金田城跡は国指定特別史跡。
エヌの世界 > トレッキング > 防人が守った古代山城・金田城(城山)
有明山・清水山
有明山/清水山。
9/14 下関の旅行会社の下見協力
コース概略
有明山は、万葉集にも詠われた名山で、登山(下山)の途中に清水山を経由します。
清水山城は、豊臣秀吉の朝鮮出兵時に尾根沿いに山城が築かれ、国の史跡に指定されています。
万葉と朝鮮出兵の2つの歴史に触れることができるトレッキングコースです。
清水山の標高は206メートル、有明山は558メートル。
エヌの世界 > トレッキング > 万葉の峰 有明山
龍良山
10/6 登山専門季刊誌のぼろ取材協力
龍良山は、縄文の森の生き残り。
斧が入ったことがなく、かつて西日本一帯に広がっていた照葉樹の原始林の姿を、今に伝えています。
下記の「対馬トレッキングガイドブック」には情報を掲載していますが、迷いやすく、一般向けではないので、観光モデルコースでは紹介していません。
>>「対馬トレッキングガイドブック」の配布について(ブログ 2010/05/26)
白嶽
10/7 登山専門季刊誌のぼろ取材協力
コース概略
白嶽(しらたけ)は古来より霊山として崇められた対馬のシンボル的存在。
大陸系植物と日本系植物が混生する独自の生態系をもつ原生林として、国の天然記念物に指定されています。
標高518メートル。登山口から頂上までは75分程度。
登山道からの眺めもよく、また山頂に登ると360度の眺望が広がり圧巻。
エヌの世界 > トレッキング > 白く輝く霊峰 白嶽