奇跡のイベント「星空Cafe in TSUSHIMA」について
こんにちは、「雨男のくせに最近イベント好天続きですね。体調悪いんですか?」とよく聞かれる局長Nです。
やかましいわっ!(殴)
さて、突然ですが、みなさまはキャンプ愛好者憧れのブランド「スノーピーク * Snow Peak」をご存知でしょうか?
知ってること前提で話を進めますが、万一「えっ?知らない・・・」という方は、こっそりWiki先生にお聞きください↓
2015/10/31から11/1にかけて、スノーピークのキャンプイベントが対馬で開催されたのですが、いろいろな人の情熱や想いが重なり、二度と再現できないような「奇跡」のイベントになりましたので、そのご報告です。
そもそもの始まりは、
対馬市から対馬でキャンプイベントを開催したい、と相談を受ける。
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2月、市の担当者と一緒に、スノーピーク太宰府店に飛び込む。
(店長さんの奥様が協会のアウトドアモニターツアーで来島されていたことが判明)
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3月、対馬のキャンプ場を視察していただき、イベントの場所を選定。
(もうひとつの店舗の店長さんが長崎県の五島出身であることが判明)
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4月、スノーピークが運営を始めた奥日田キャンプフィールド(大分県)を視察。
(スタッフの方が対馬に住んでいたことがあったり、ご家族が対馬出身であることが判明)
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10月、スノーピークのフェイスブックで参加者を募集したところ、主に福岡から約30名の方が参加を表明。
というとんとん拍子でいろんな縁がつながり、イベントが実現できたのでした。
1日目は、シーカヤック班と城山(じょうやま)トレッキング班、キャンプ班に分かれて対馬の大自然を楽しんでいただきました。
空気が澄み、海上からも韓国の陸影が見えました。
城山からは、これまでにないほど朝鮮半島がはっきり見えたそうです。
無人島から、城山を望みます。
7世紀、関東から防人(さきもり。国境守備兵)がこの地にやってきて、対馬を守っていました。
昼食は、「もぐもぐ」のお弁当・あなご丼。
対馬の特産品、アナゴとシイタケがとても好評でした。
昼からは、「神話の里キャンプ場」(対馬市豊玉町)に移動。
>>神話の里自然公園(Googleマップ)
みなさん、ゆっくりとテントを設営していました。
忙しい日々の喧騒を離れ、ゆるやかな時間の流れに身をまかせるのも、キャンプの醍醐味。
子どもたちには、シーグラスと貝殻を使ったフォトフレーム作り体験と・・・
ハロウィンにちなんだランタン作り体験を楽しんでいただきました。
日が暮れて、ライトで中から照らすと綺麗なのです。
6時には夕暮れが訪れました。
スノーピーク印(^_^)
ちょっとシャイなイカ王子の「たたきイカ体験」は、子どもたちに大人気。
炙りたてのイカを金槌でたたいてほぐし、イカそのものの味を楽しんでいただきます。
大人も「いやー、これは酒が飲みたくなるわ!」と絶賛。
解体ショー用のマグロが運びこまれました。ド迫力!
対馬産養殖黒マグロ「トロの華」を鮮やかに解体しているのは、産地・美津島町尾崎にある西山水産のお二人です。
「すっげー!」「綺麗!」
子どもたちも興味津々。
マグロ、イカ、サザエ、とんちゃん、地酒など、対馬の食を堪能していただいていると・・・。
今年の夏、イベントで引っ張りだこの「ずんだれ」のライブが始まりました。
アンコールがかかったこともあり、結局、未発表の新曲を2曲も披露することに(^^;)
↓名曲 Kizuna (You tube) ロケ地は対馬高校。
秋の夜が、静かに更けていきました。
翌朝は、特産品が当たるジャンケン大会。
みなさん、真剣です。
「どう?」「いいなー!」
こうして、初めての試みとなった「星空Café in TSUSHIMA」は、無事、終了したのでした。
テント撤収後、みなさまは和多都美神社や烏帽子岳展望所などを観光し、厳原港へ。
子どもたちも、ずっと手を振ってくれました。
イベントに参加されたパワーブロガーKさんの、美しい写真満載の「星空Cafe in TSUSHIMA」の記事もご覧ください。
この2日間が忘れられない想い出になってくれることを願い、スノーピークのオリジナルマグを製作し、参加者のみなさまに手渡しました。
これでコーヒーや紅茶を飲むたびに、対馬のことを想い出してくださいね。