有明山廃道ルート

清水山・有明山のコバノミツバツツジと廃道ルートについて

2021/07/13トレッキング

 こんにちは、このところ毎日ソワソワしている局長Nです。

 なぜかといいますと・・・

 旅行(特に山歩き)の大きな楽しみのひとつが、その土地ならではの「花」です。

 特に春は、サクラ・ツツジ・スミレなど花々が次々に開花して、観光客・登山者の楽しませてくれます。

 今年は超大型連休でもあり、島の開花状況をお届けしたいと思っているのですが、島は広く、体は1つ。

 1日に行ける山も、せいぜい1つか2つか3つか4つか5つ(殴)

 ということで、今回は、清水山(しみずやま)と有明山(ありあけやま)のコバノミツバツツジの情報です。
(裏目的は、現在は廃道になっている久田道ルート、万松院ルートの確認ですけどね)

 今回のメンバーは、12月に協会に入って〇キロ肥えてしまい、(有明山初登山で)ダイエットと「くじゅう」登山のトレーニングに燃えるヤマピーと、私です。

新緑

 クスノキなどの黄緑~オレンジの新緑が美しいです。

ギンリョウソウ

 春の妖精のひとつ、ギンリョウソウ(銀竜草)。

清水山城

 清水山城は、戦国末期の貴重な山城遺構として国の史跡に指定されています。

一の丸・本丸

 コバノミツバツツジ(以下ミツバ)と本丸(山頂)。

 清水山山頂にはミツバのつぼみがかなり多く、あと1週間後?くらいに満開を迎えそう。楽しみです。

有明山遠望

 そしてここから、有明山を目指します。

万松院分岐点

 ルートの途中に、対馬藩主菩提寺・万松院(ばんしょういん)に下りる分岐点があったのですが、沢沿いで危険なため廃道になっています。
(このあと、確認のために歩きますけどね)

シハイスミレ

 アリドオシ、ナンゴクウラシマソウ、シハイスミレなどが見られました。

平坦な登山道

 気持ちのよい山頂近くの登山道。

山頂手前の急傾斜

 最後の急傾斜。

「ここを登ると、ミツバの花園のはず!がんばれっ!!」(私)

「へいっ!」(ヤマピー)

山頂手前

「あれ?」(ヤマピー)

山頂

「山頂・・・ですよね??」(ヤマピー)

「うむ」(私)

コバノミツバツツジ

 山頂のミツバをよく観察してみると・・・

ツボミ

「まだ、つぼみやないかーい!」(ヤマピー)

有明山(2009年4月22日)

 写真は2009年の4月22日の有明山。

 私の脳内イメージはこんな感じだったんですが・・・、ちょっと早かったようです(-_-;)

白嶽遠望

 白嶽を遠望し、お弁当を食べ、下山!(殴)

久田道ルートへ

 さて、後半は道なき道を歩く変態コース・久田道編。

「『ここからですか?!』ってアクションやってみて、自然体で」(私)

 わざとらしいな、おいっ(-_-;)

久田道ルートの雰囲気1

「おー、なんか道が見える!」

久田道ルート看板

「誘導板もある!」(なんか外れてるけど)

久田道ルートの雰囲気2

「これ、使えるんじゃないですか?!」

倒木1

「あれ??」(このあと、ひたすら倒木の嵐・・・)

倒木2

「いたっ!」

墓地・・・

 そして墓地に迷いこみ・・・

上久田道

 上久田道にゴール!

「では、これから万松院に行きます」(私)

「?」(ヤマピー)

「万松院ルートを確認していないので、これから登るのです」(私)

「はいっ!」(ヤマピー) ※登山でアドレナリンが出て、どこまでも行けるモード。

万松院ルート入口

 万松院ルートの入口。道なき道を歩く変態コース・万松院編。

植林・直登

 ・・・が、道を間違え、植林の森を直登(-_-;)

万松院分岐点

「ルートを確認できなかったので、ここからもう一度下ります」(私)

「道、ないですよね?」(ヤマピー)

「私たちの後に、道はできるんです」(私)

「なるほどっ!」(ヤマピー) ※テンションあがって判断力がなくなっています。マネすんなよっ(殴)

万松院ルートの雰囲気

「こりゃ、雨の後に行くと滑ってケガする道やね」(私)

「おととい、大雨でしたよね?」(ヤマピー)

YAMAP

 同じ山を登ったり下りたりする6時間コース、累積標高約1000mでした。

「よく付いてきてくれた。コーラでも飲んで、ゆっくり休みたまえ(失った以上のものを、得るだろう)。今日から君も、変態 アベ〇ジャーズだ」(私)

「はいっ!(よくわからんけど!)」(ヤマピー)

結論として・・・

コバノミツバツツジはもうしばらく楽しめる

廃道ルートは、やっぱりやめておいた方がよい(-_-;)

【おまけ】

通常ルート

 ちなみにこちらが通常ルート(ふれあい処つしま~清水山~有明山 往復)。右下が厳原港。

廃道ルート

 こちらが、久田道ルートと万松院ルートを含むコース。

 万松院ルートは危険(特に雨後)で、久田道ルートは低域にかなり倒木が多く、現時点では使えない雰囲気でした。