シーカヤック

アウトドアショップモニターツアー「THE NORTH FACE、シーカヤック編」

2021/07/13アウトドア

 こんにちは、観光担当Nです。

 2011年8月のアウトドアショップモニターツアー「Foxfire&AIGLE女子旅編」に続き、10月13日(木)~14日(金)、「THE NORTH FACE」ストア福岡店2名(Sさん・Tさん)+キャナル博多店2名(Yさん・Kさん)の4名様をお招きして、アウトドアショップモニターツアー「THE NORTH FACE ふたたび」を開催しました。

 ちなみに、昨年のモニターツアーの様子はこちら。

フェザークラフト1

 Sさんが持ち込んだのは、フェザークラフト社製の折りたたみ式カヤック。左の黒い荷物を展開すると・・・。

フェザークラフト2

 アルミ製の骨と、丈夫なスキンが出現。これを組み立てると・・・。

フェザークラフト3

 完成。もともとシーカヤックは、北方のイヌイットたちが流木やアザラシなどの骨・皮などを利用して作った狩り・移動の道具なので、材料だけがそのまま現代風になったような乗り物です。

コース説明の様子

 対馬カヤックスのガイド・岩永さんからコースの説明を受けた後、絶好のシーカヤックフィールド・浅茅湾(あそうわん)へ。

 国指定特別史跡・金田城(かねだじょう、かなたのき)がある城山(じょうやま)を海から一周するコースです。

浅茅湾

 鏡のような海面と、岩と緑の対馬らしい風景です。

鋸割岩

 鋸割岩(のこわきいわ)は、海面から約40mほど突き出した断崖絶壁で湾内の名所のひとつ。

 シーカヤックではこの直下を通ることができます。

大吉戸神社

 鋸割岩を過ぎると、大吉戸(おおきど)神社の鳥居が見えてきます。

 城山の鎮守として神功皇后(八幡神)が祭られており、国史に記載された由緒正しい神社です。

上陸地点

 大吉戸神社前から上陸。金田城を目指します。

金田城一ノ城戸

 金田城は、667年、中大兄皇子(なかのおおえのみこ、後の天智天皇)の命により築かれた古代の山城です。

 登山口からのトレッキングも楽しめますが、シーカヤックだと要所に簡単に接近できます。

 古代人も、小船で移動・運搬・補給などを行っていたのかも知れませんね。

海にダイブ

 10月なのに、海に飛び込む人々・・・。

カヤック・ランチ

 ランチは、「ろくべえ」(サツマイモを原料とする麺料理)と炊き込みご飯です。

ツーリングの様子

 今回はカヤック経験者が多く、すべてシングル艇でのツーリングです。

 体力・時間・気象にも恵まれたため、芋崎を目指すロングコースにチャレンジすることにしました。

海蝕岸

 海蝕により荒々しい景観が形成されています。

芋崎の海岸

 芋崎灯台をまわって、帰路へ。途中、海水の透明度が高い磯辺で紅茶タイムです。

帰路

 本日の漕行距離は約12キロ。朝鮮半島まで漕いでいけそうな海況(とみなさんのノリ)でした。あと60キロほど漕がないといけませんが・・・。

記念撮影

 記念撮影です。気象条件にも恵まれ、カヤックと浅茅湾を満喫した1日でした。