アウトドアショップモニターツアー「THE NORTH FACE、シーカヤック編」
こんにちは、観光担当Nです。
2011年8月のアウトドアショップモニターツアー「Foxfire&AIGLE女子旅編」に続き、10月13日(木)~14日(金)、「THE NORTH FACE」ストア福岡店2名(Sさん・Tさん)+キャナル博多店2名(Yさん・Kさん)の4名様をお招きして、アウトドアショップモニターツアー「THE NORTH FACE ふたたび」を開催しました。
ちなみに、昨年のモニターツアーの様子はこちら。
Sさんが持ち込んだのは、フェザークラフト社製の折りたたみ式カヤック。左の黒い荷物を展開すると・・・。
アルミ製の骨と、丈夫なスキンが出現。これを組み立てると・・・。
完成。もともとシーカヤックは、北方のイヌイットたちが流木やアザラシなどの骨・皮などを利用して作った狩り・移動の道具なので、材料だけがそのまま現代風になったような乗り物です。
対馬カヤックスのガイド・岩永さんからコースの説明を受けた後、絶好のシーカヤックフィールド・浅茅湾(あそうわん)へ。
国指定特別史跡・金田城(かねだじょう、かなたのき)がある城山(じょうやま)を海から一周するコースです。
鏡のような海面と、岩と緑の対馬らしい風景です。
鋸割岩(のこわきいわ)は、海面から約40mほど突き出した断崖絶壁で湾内の名所のひとつ。
シーカヤックではこの直下を通ることができます。
鋸割岩を過ぎると、大吉戸(おおきど)神社の鳥居が見えてきます。
城山の鎮守として神功皇后(八幡神)が祭られており、国史に記載された由緒正しい神社です。
大吉戸神社前から上陸。金田城を目指します。
金田城は、667年、中大兄皇子(なかのおおえのみこ、後の天智天皇)の命により築かれた古代の山城です。
登山口からのトレッキングも楽しめますが、シーカヤックだと要所に簡単に接近できます。
古代人も、小船で移動・運搬・補給などを行っていたのかも知れませんね。
10月なのに、海に飛び込む人々・・・。
ランチは、「ろくべえ」(サツマイモを原料とする麺料理)と炊き込みご飯です。
今回はカヤック経験者が多く、すべてシングル艇でのツーリングです。
体力・時間・気象にも恵まれたため、芋崎を目指すロングコースにチャレンジすることにしました。
海蝕により荒々しい景観が形成されています。
芋崎灯台をまわって、帰路へ。途中、海水の透明度が高い磯辺で紅茶タイムです。
本日の漕行距離は約12キロ。朝鮮半島まで漕いでいけそうな海況(とみなさんのノリ)でした。あと60キロほど漕がないといけませんが・・・。
記念撮影です。気象条件にも恵まれ、カヤックと浅茅湾を満喫した1日でした。