取材対応の日々その2(あなごを巡る冒険)
こんにちは、出張から帰るたびに子どもから「おひさしぶり」と言われる観光担当Nです(-_-;)
大阪モーターショーから帰島後、旅行会社様モニターツアーや雑誌取材対応の仕事をしていましたので、報告します。
2012/1/25(水)~1/26(木) 「大人組PREMIUM」(関西)取材対応
取材項目は食・景観・歴史などいろいろあったのですが、写真があるものを・・・。
満潮時の和多都美(わたつみ)神社です。
快晴の烏帽子岳(えぼしだけ)から浅茅湾(あそうわん)を望む。
対馬唯一の酒蔵「河内(かわち)酒造」を訪問すると、ここ数日の冷え込みで樽の水が凍結していました(-_-;)
麹?の甘い香りが漂っていました。
1/27(金)~1/28(土) 旅行会社モニターツアー
あなごモニターツアーの第2弾は、東京から1名様、関西から2名様。
対馬藩主・宗家(そうけ)の菩提寺、万松院(ばんしょういん)です。
前回同様、厳原町(いづはらまち)の「えぶりぃ倶楽部」のあなごづくしを味わっていただきました。
写真は前回とほぼ同じだったので、これだけ。
お客様が烏帽子岳展望所に登っている隙をついて、烏帽子岳の三角点を撮影!(殴)
三等でした。標高は176.2m。
上対馬町の韓国展望所から韓国は見えず・・・。前回は肉眼でビル群まで見えただけに、残念。
「心の眼で見てください!」(私)
「見えません!」(お客様)
上県町(かみあがたまち)の対馬野生生物保護センターでツシマヤマネコにご対面。
環境省の施設なので、省エネで暖房は控えめ。
自然に優しく、風邪気味の人には厳しく(殴)
またまた前回同様、「ももたろう」のあなごづくしです。
今回は同行中に体調が悪くなり、ダウン。
ご迷惑をおかけしました。すみません<(_ _)>
1/31(火)~2/1(水) 「あまから手帖」(関西)取材対応
関西の著名なグルメ雑誌「あまから手帖」は、やっぱりグルメ中心の取材です。
豊玉町(とよたままち)の「対馬かまぼこ」でもあなごづくしをいただきました。
「対馬かまぼこ」の島居さんは、あなごを活魚のまま関西まで運んでいるということで、事前に見せていただきました。
左下にでかいやつが・・・(-_-;)
焼きあなご(炙り)、たたき、煮こごりなど、いろんなバリエーションがあるんですね。
現在、日本のあなごの生産量は長崎県が日本一で、うち9割は対馬産です。
対馬のあなごは脂ののりがよく、市場でも高い評価を受けています。
翌日は、厳原町の「体験であい塾 匠(たくみ)」でそば打ち体験です。
そばは、縄文時代後期に大陸から対馬経由で伝来したとされ、対州そば(対馬そば)は小粒で香りが高く、原種に近いとされています。
「どうですか?」(ライターSさん)
「上手だけど、まあまあ」(匠のM子さん)
(褒めてるのか?!)
「どうですか?」(ライターSさん)
「仕事が丁寧やね。まあまあ」(匠のM子さん)
(どっち?!)
ちなみに体験料は、打ったそばをいただくところまでで、1セット(4人分)3,780円。
1人だとそばの分量が多すぎるので、複数での体験をお勧めします。要予約。
2/3(金)~2/4(土) 「旅の手帖」(東京)取材対応
取材は続くよ、どこまでも(殴)
「旅の手帖」は東京の老舗の旅雑誌ですが、今回はライターの方もカメラマンの方も熊本からお越しです。
厳原町の椎根(しいね)の石屋根倉庫を撮影。
そば打ち体験をして・・・。
なぜか真冬にシーカヤック(-_-;)
「一艇だと写真が寂しいので、NさんとAさんも漕いでくれませんか?」(ライターKさん)
「えっ!わたしもっ?!!!」(ここ数年で無茶ぶりにもすっかり慣れた感のあるA)
「たのしいけどさー」(すっかり体育会系キャラのA)
「冬もいいねー」(対馬エコツアー上野さん)
上野さんが浜辺で拾ったというLOVEの石。
「Eがイマイチで、納得いかんちゃねー」
万松院では、立派なシシガミ様(ツシマジカのオス)に遭遇。
17世紀に建設された対馬藩の船ドッグ「お船江(ふなえ)」も、潮が満ちていい感じでした。
対馬振興局横の武家屋敷跡(石垣)。宗家10万石の城下町の面影を残しています。
対馬野生生物保護センターの「福馬」くんは、この日大サービス。
後姿。
要ダイエット。
韓国展望所。(プサンは見えませんでした)
・・・の横にある三角点。(4等でした)
昭和の巨砲・豊(とよ)砲台跡。
(いったいどんな記事になるんだろう?(-_-;))
さて、フィニッシュは「ももたろう」のあなごづくし。
あなご重です。
あなごの押寿司。
撮影用の黒布を敷くと、こんな感じ。
上対馬町殿崎(とのさき)の「恩海義キョウ」(キョウは山+喬。めぐみのうみ、ぎはたかし)の石碑。
明治38年(1905年)の日露戦争・日本海海戦において、ロシアの敗残兵を対馬島民が救助し、その話に心を動かされた連合艦隊司令長官・東郷平八郎が揮毫したもの。
対馬島民によるロシア兵救助は、司馬遼太郎の「坂の上の雲」では描かれず、年末のNHKスペシャルドラマでは触れてくれるのではないかと期待していたのですが・・・。
「対馬の海には、ロシアと日本の兵隊がぎょうさん眠っとる。わしはその弔いがしたい!」
(本木雅弘演じる秋山真之のセリフ。うろ覚え)
(ええっ!そこっ?!)
烏帽子岳の夕景。思ったように夕焼けにはならず・・・。
こうして取材対応の日々はひと段落したのでした。
とにかくあなごをたくさん食べた3週間でした。
今回の取材先・お世話になった皆様
河内酒造合名会社
長崎県対馬市美津島町鶏知甲490-1
TEL 0920-54-2010
営業時間:8:00~21:00、店休日:日曜、年末年始・お盆
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まほろばの里 ももたろう
長崎県対馬市上対馬町古里1-2
TEL 0920-86-3907
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※完全予約制です。事前にご予約をお願いいたします。
(有)対馬かまぼこ店
長崎県対馬市豊玉町仁位2090
TEL 0920-58-1662
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体験であい塾 匠(たくみ)
長崎県対馬市厳原町下原82-12
TEL 0920-56-0118
営業時間:10:30~15:00、定休日:盆・正月・お彼岸
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(有)対馬エコツアー
長崎県対馬市美津島町箕形29
有限会社 対馬エコツアー
TEL 0920-54-3595
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環境省 対馬野生生物保護センター
長崎県対馬市上県町棹崎公園
TEL 0920-84-5577
>>公式サイト
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