対馬の自然について(5~6月編、ゲンジボタルなど)
こんにちは、久々のオフとなった土曜日を満喫した局長Nです。
子どもを連れて、開花が始まったヤマボウシの写真を撮り、厳原町阿連(いづはらまち・あれ)で漂着物を探し、美津島町鶏知(みつしままち・けち)の焼松(やけまつ)でゲンジボタルの発生を確認しました。
ヤマボウシ。
城山(じょうやま。国指定特別史跡で、古代山城 金田城(かなたのき)があります)などで見ることができるほか、島内の川辺に自生しています。
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ヤシノミ。東南アジアあたりから、潮流にのって漂着するんでしょうか?
趣味と仕事と家族サービスが融合したよい1日でしたが、心残りは、東京からお越しの野鳥専門の旅行会社ワイバードの皆さんの探鳥内容がかんばしくなかったこと。
連休からずっと好天が続き、すっかり鳥影が薄くなっているようです。
自然相手なので仕方がないとはいえ、野鳥愛好者の憧れのヤマショウビンなどが出てくれれば、「来た甲斐があった!10万円でも安いもんだ」と言っていただけるのですが・・・(-_-;)
さて、この5月下旬~6月の自然を代表するものといえば、ゲンジボタル。
昨年の今の時期には発生していたので、観察地(住んでいるところから徒歩1分なのですが)に行ってみると、すでに5匹ほど舞っていました。
昨年はかなり発生していたので、今年も期待大です。
6月には、初めての夜の企画となりますが、対馬最大の観察地とされる厳原町佐須の上山地区のホタル鑑賞会を計画しています。
原稿ができ次第、新聞折込、ブログなどで参加者を募集しますので、よろしくお願いします。
ちなみに、対馬には他に、ツシマヒメボタル(1分間に80回程度という短い間隔でフラッシュ光を発する)や、9~10月頃発生するアキマドボタル(大陸系の大型ホタルで、強い光量でほとんど明滅しない(ほぼ光りっぱなし))などの珍しいホタルが生息しています。
島民にとっては秋のホタルも「当り前」なのですが、実は相当に変なので、うまく情報発信して島外の皆様にも楽しんでいただきたいと思います。