夜の原始の森へ! 光るキノコ観察会2025 開催のお知らせ

2025/06/17対馬の自然,対馬楽講座

 こんにちは、ゲンジボタルがピークを迎えている対馬からエヌです。

 毎年、ホタルの観察会をやりたいなあ、と思いつつ、観光協会の総会(5月下旬~6月上旬)と重なり、タイミングを逸してしまうんですよね・・・。

 で!

 総会も終わったので、今年で3回目となる「光るキノコ観察会」を開催します! (来週末! 急っ!)

光るキノコ・シイノトモシビタケとは?

 梅雨の時期、対馬では「光るキノコ」ことシイノトモシビタケが見られます。

 もともとは八丈島特産種とされていましたが、近年では後紀伊半島や神戸、九州、五島や隠岐の島など日本各地で相次いで発見されています。

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 深海にはイカ、クラゲ、魚など光る生き物が多く生息し、身近な生き物としてはホタルが有名ですが、光るキノコを観察する機会はなかなか無いと思います。

 さらに、この時期の原始林内には、日本では対馬にのみ生息する、フラッシュ光を放つツシマヒメボタル(対馬固有種→大陸系種?)が発生し、秋に舞うアキマドボタルの幼虫(光ります)が見られることも。

 対馬には、縄文時代に西日本一帯に広がり、弥生時代以降ほぼ消失した、照葉樹の原始林が今も息づいています。

 夜の原始の森で、幻想的に光る生き物たちを観察してみませんか?

光るキノコ観察会2025

光るキノコ観察会2025
令和7年度 対馬楽フィールドワーク

【開催日】 2025年6月21日(土)
【時間】
 20:00~20:15 受付
 20:15~20:30 光る生き物の話
 20:30~21:00 現地観察会

【集合場所】 龍良山麓自然公園駐車場(対馬市厳原町豆酘西龍良1249)
Googleマップ

【持物】 懐中電灯(ヘッドライト推奨)、長袖・長ズボン、長靴
【注意】 ツシママムシ等対策のため長靴必須です(サンダル不可!)
【参加料】 大人500円(資料代、保険料等)、高校生以下無料
【実施の判断】 荒天中止の場合は、当日(6/21)午前中に連絡します。

【主催】 一般社団法人 対馬観光物産協会
【お申込み】 電話 0920-52-1566
光るキノコ観察会お申込みフォーム
(スマホで下記お申込みフォーム・QRコードの読み取りも可能です)

昨年の観察会の様子はこちら

昨年(2024年)の観察会では、ホタル(ツシマヒメボタル、ゲンジボタル、アキマドボタル幼虫)、光るキノコ(シイノトモシビタケ、ヤコウタケ)など貴重な生き物が観察できました。

おまけ 2025年の光るキノコ

2025年5月23日(金)

2025年5月25日(日)