
大河に備えよ!その2 小栗忠順(おぐりただまさ)関連の作品など
こんにちは、2027年の大河ドラマ「逆賊の幕臣」(主人公は小栗忠順、主演は松坂桃李さん)が待ち遠しくてソワソワしているエヌです。
(すでに取材の申し込みがチラホラと・・・)
「ポサドニック号事件」(幕末・ロシア軍艦による対馬不法占拠事件)が描かれるはずで、現在、小栗や同事件に関する作品などを調べているので、いくつか紹介しますね。
作品(小説・映画・ドラマなど)
小栗忠順を主人公にした作品は意外と少なめ。(これから続々と発行・再版されるでしょうが)
主人公ではないけど、注目を集めたのは、「青天を衝け」(NHK大河ドラマ)ですかね?

はんぱもの維新(星 新一)
名門出身、胆力抜群、文武・経済の才に恵まれ、渡米経験もある小栗から見ると、明治維新の英傑たちですら、すべてどっちつかずの「はんぱもの」。
小栗には徳川埋蔵金の伝説がつきまとうのですが、その真相も描かれます(笑)
ショートショートの神様・星さんの短編歴史小説集「城のなかの人」(角川文庫ほか)所集。
あ、ちなみに写真の文庫本「城のなかの人」は、星さんのサイン本です(嬉)
本邦泰西ヌード縁起(豊田 有恒)
こちらも歴史短編集で、表題作でポサドニック号事件の顛末が描かれます。
タイトルの由来は、ビリリョフ艦長から対馬藩主に送られ、家臣が保管していたという、日本初の西洋人のヌード写真らしいです。
かつて「厳原町郷土館」に展示されていたとか。
そんな写真、あったかな? あったとすれば、どこにいったんだろう??
またも辞めたか亭主殿〜幕末の名奉行・小栗上野介〜
小栗を主人公にした唯一のNHKドラマ(2003年、主演:岸谷五朗さん)だと思うのですが、NHKオンデマンドなどでも見られないんですよねー。
ちなみに原作は「罪なくして斬らる 小栗上野介」(著者:大島昌宏、人物文庫・学陽書房)で、冒頭で明治38年の日露戦争・日本海海戦(対馬沖海戦)の対馬の様子が描かれます。
連合艦隊司令長官・東郷平八郎は、明治新政府によって「逆賊」とされた小栗を高く評価し、名誉回復に貢献したひとり。
同作のもう一人の主人公と言えるのが、小栗のライバルとして描かれることが多い勝海舟です。
青天を衝け(NHK大河ドラマ)
主人公は、日本資本主義の父とされる渋沢栄一(主演は吉沢亮さん)ですが、小栗忠順(演:武田真治さん)や、小栗の遺族を保護していた三野村利左衛門(小栗家の奉公人、三井の大番頭)も重要な役で登場します。
2025年9月現在、Amazon Primeでも視聴できます。
ドキュメンタリー・書籍など

小栗忠順関連資料(村上泰賢さん)
小栗研究の第一人者は、菩提寺である東善寺(群馬県高崎市)の住職・村上泰賢さん。
「小栗上野介 忘れられた悲劇の幕臣」(平凡社新書)が、コンパクトで読みやすく、おすすめです。
あ、ちなみに写真の同書は、村上泰賢さんのサイン本です(嬉)
実は2013年に、小松津代志さんが今回の大河ドラマ化を予知して(?)、対馬で講演会を開催していただきました。
幕末、小栗上野介と対馬の運命について(ブログ2013/2/15)
幕末における対馬と英露(日野清三郎)
対馬藩家老・仁位孫一郎とビリリョフ艦長の半年にわたる厳しい交渉過程を記録した、ポサドニック号事件に関する一級の現地資料です。
藩の報告書が中心なので、漢文調で読むのが大変・・・。
東京大学出版(1968年)。
新幕末史 グローバル・ヒストリー(NHKスペシャル)
19世紀、イギリスとロシアが繰り広げたグレート・ゲーム(帝国主義・植民地獲得競争)時代の幕末日本を描く歴史ドキュメンタリー。
武田真治さんが小栗役で再登場します。
来年は小栗忠順関係の出版物も増えそうです。
歴史的事実は動かせませんが、描き方や行動の解釈はさまざま。
小栗忠順がどのように描かれ、松坂桃李さんがどう演じるのか、楽しみです。


https://www2.nhk.or.jp/archives/articles/?id=D0009122128_000...
https://kacchell-tsushima.net/archives/2044
https://www2.nhk.or.jp/archives/movies/?id=D0009051497_00000



