神々のいない世界と縁結びについて
こんにちは、厳原町小浦の北小学校の図書室で「ギリシャ神話」にはまり、インドとか北欧の神話、古事記なども大好きな局長Nです。
(カミングアウト)
さて、昨日2012年11月14日(水)、この島から神々が姿を消しました。
神様たちはどこへいってしまったのか・・・。
実は、出雲(いづも。島根県)のオオクニヌシが主催する神様の会議に出席するため、出雲へ旅立ってしまったのです。
もうすでについて来れない方もいるかも知れませんが、押し通します~(殴)
旧暦の10月は、日本中の神様が出雲に集まって会議を開くため、各地の神様が一時的に不在になる=「神無月」(かんなづき)と呼ばれます。
ちなみにこの会議の議題は、「縁結び」(えんむすび)だと言われています。
「縁結び」というと恋愛・結婚のイメージが強いのですが、家庭・職場・趣味などあらゆる場面で人と人は「縁」で結ばれているわけで、人生の喜怒哀楽のほとんどが、この「縁」に支配されていることになります。
どれだけ文明が進歩しても、人と人がどう出会い、どのような人生を紡いでいくのかは誰にも予測ができず、すべてはこの不思議な力の影響を受けているのです!
・・・なんかいい話にまとめようと思ったけど、着地点を見失って眼が泳いできました(-_-;)
平安時代に朝廷が認めた式内社(延喜式という書物に記載された有力な官社)が九州には98社(神様の数は107座)あるのですが、そのうち対馬に29社(29座)が集中しています。
対馬は1000年以上前から、九州最多の式内社がひしめく、中央の朝廷も認める神々の島だったのです。
神無月の1ヶ月間、対馬の神社と神話を少しずつ紹介していきたいと思います。
年明けには、九州最強のパワースポット・対馬の神社めぐりツアーをやりたいと考えているので、パワースポットと縁結びと神々に興味がある一部の方だけ、ついて来てくださいねー(殴)
今回の写真の神社は、上から、
- 和多都美神社(わたつみじんじゃ) (対馬市豊玉町仁位)
- 天神多久頭魂神社(てんじんたくずだまじんじゃ) (対馬市上県町佐護)
- コロク神社 (対馬市上対馬町琴)