お城EXPO 2018~金田城ブース籠城戦~について
新年あけまして(ごほっ)、おめでとうございます(げふっ)。
新年最初のブログが去年末のお城EXPO、しかも年末から体調不良で文字通りの「寝正月」だった局長Nです。
1月2日には布団に人形を設置して山に行こうと思ったのですが、さすがにひんしゅくを買いそうなのでやめました。
(少し大人になりました)
さて、昨年末の2018/12/22~24に、「お城EXPO2018」(パシフィコ横浜)に初出展しました。
同会場の福山雅治さんのコンサートはカップルであふれていましたが、我々は中年のおっさん3人組です。
装飾関係としては、他のお城ブースのように鎧、城ジオラマ、VR、武将とか女忍者などがほしかったのですが・・・
とりあえず、ポスター・のぼり・横幕で飾り付け、金田城ブース完成です。
パンフは、3日間で各500部くらいかな?と見積もっておりました。
「これくらいでいいっすよね」(よりぼぅ)
「そうねー」(私)
ところが、これが大誤算(-_-;)
初日10:00に開城のホラ貝が鳴り響くと、血に飢えたお城の亡者(いや、お客様ですけど)が金田城ブースに殺到し、パンフが消えていきます。
2017年に金田城が「続日本100名城」に認定され、2018年からスタンプラリーが始まっていますが、金田城は
「続日本100名城のラスボス」(離島の巨大な山城ですからね)
と言われており、情報も少ないので、皆さん血に(じゃない、情報に)飢えていたのです。
金田城と清水山城のパンフ500部ずつが初日4時間で無くなり、まさに刀折れ、矢尽き、金田城ブースも落城寸前。(左はよりぼぅ、右は対馬市のI氏)
血に飢えたお城の亡者(あ、お客様でした)にパンフが届けられないなら、もう腹かっさばいて、自らさらし首にするしかない!と思っていたら(いや、そこまでしなくていいけど)、
アンゴルモア元寇合戦記でお世話になっているKADOKAWAのTさんが陣中見舞いにいらっしゃって、「パンフ、500ずつコピーしてきます!」と。
矢玉切れでアワアワしていた私たちに、コピーを届けてくれました。
持つべきものは、援軍ですね。ありがとうございました!
さて、初日夜は関係者交流会が開催されました。
日本城郭協会理事長の小和田哲男さん、お城大好き落語家の春風亭昇太師匠、お城ライター萩原さちこさん(対馬楽講座ではたいへんお世話になりました。サインもゲット)、
テレビの歴史番組でお見かけするお城の研究者や書籍関係者の方など、まるで江戸城の大広間に諸大名が集まったかのような光景でした。
追加パンフも無くなるのが予測できたので、3日目の500部もあらかじめコピーして2日目を迎えました。
たくさんのお城キャラも参加しており、お城アプリ「ニッポン城めぐり」ブースを訪問中の「ひこにゃん」など大人気。
2日目のお客様は、初日超えの7,782名。
お城というコアなテーマの有料イベントにもかかわらず、来城者は3日間で2万人超。
続日本100名城スタンプラリー初年度という勢いがあったにしても、すさまじい熱量を感じたイベントでした。
印象的だったのは、「対馬に行ったことがある」「行きたい!」「(スタンプのために)行かねばならない」との声がどのイベントよりも多く、対馬密度が非常に高かったこと。
コアなファンをターゲットとした情報発信に、強い手ごたえを感じた3日間でした。
次回はパンフ、最低2000部いるなー(-_-;)
あ、ご質問の多かった続日本100名城のスタンプ設置場所の情報をモデルコースに追加し、金田城パンフもダウンロードできるようにしました。