新元号「令和」と対馬について
こんにちは、ここ数日、毎日ブログを書いている局長Nです。
仕事中にはブログは書かない、という妙なこだわりのため、毎回夜中に書くのですが、連発すると寝る時間がなくなります(_ _)zZZ
こうなったら、仕事中に(バレないように)寝るしかないな。(本末転倒ーっ!)
さて、新元号「令和」との関連でにわかに注目を集めている古典「万葉集」と、対馬についてですが・・・
新元号の出典は、太宰府の長官・大伴旅人(おおともの・たびと)の邸宅で開催された「梅花の宴」で詠まれた歌の序文とのこと。
じつは旅人はこの太宰府赴任時、当時中央の有力者であった藤原房前(ふじわらの・ふささき)に、対馬の結石山の梧桐(アオギリ)で作った琴を送っています。
翌年には旅人は中央に戻って(出世して)いるため、この琴には何らかの政治的なメッセージが込められていたようです。
数年前から対馬市民有志によって、この琴を再現するプロジェクトが進行しており、昨年末には3面が完成し、2月には厳原町でコンサートが開催されました。
さらに昨年10月20日には、万葉文化交流祭が開催されています。
そもそも万葉集(まんようしゅう)は、天皇・貴族から庶民・防人までさまざまな人々が詠んだ4500首以上の歌を集めた日本最古の和歌集です。
全20巻のうち、巻20の防人(さきもり)の歌(巻13、14にも含まれる)、巻16の志賀荒雄(しかのあらお)の死を悼む歌、巻15の遣新羅使(けんしらぎし)の歌が対馬と深いかかわりをもっています。
平成最後の記念として、あるいは新元号最初の記念として、歴史と文化が薫る対馬の地を歩いてみませんか?